広島城(広島県広島市)では9月2日(日)まで、「天守再建60周年記念展『感謝・還暦!広島城~よみがえった城』」が開催されている。
第二次世界大戦の原爆投下により壊滅的な被害を被った広島の街の復興のシンボルとして、現在の広島城天守が1958(昭和33)年に再建。2018年で還暦(60年)を迎えることを記念して開催する。
同展では、原爆による倒壊から再建までの広島城の歩みを中心に、同時代の他城の再建や、後に行われた二の丸復元の様子などを紹介する。
担当者は「現在の天守が60年前に『広島復興大博覧会』の第3会場として復興された時のカラー映像や、この天守復興のきっかけとなった仮設天守が『体育文化博覧会』会場となった広島城跡に建てられ、賑わった様子を写した67年前の映像は必見です。
また、展示の関連イベントとして、8月7日(火)の13時から15時には『お城の切り絵のうちわづくり』を行います。折り紙で天守や天守の飾りのシルエットを切りだして、再建60周年記念うちわに貼る簡単な工作です。時間内先着100名まで、どなたでも無料で参加できます(要入館料)。この夏は、ぜひ広島城にお越しください」と来場を呼びかける。
期間中の日祝日には、学芸員による展示ガイドも開催。展示品の見どころを解説してくれるのでぜひ訪れよう。
ウォーカープラス編集部