ジューシーな肉とサクサクの衣…!東海エリアの旨い唐揚げ4選

東海ウォーカー

おやつや晩ご飯、弁当のおかずなど、さまざまなシーンで需要の高い唐揚げ。家で作るのもいいけれど、たまにはプロが作る“上等な唐揚げ”が食べたい!今回はそんな願いをかなえる東海エリアで味わえる唐揚げの名店を厳選してご紹介!!

滴り落ちる肉汁をすすり骨までしゃぶりつきたい


■「唐揚げ」(5個1000円)/ 「総本家 中村家 本店」(名古屋市南区)

「総本家 中村家 本店」の「唐揚げ」(5個1000円)。油で揚げたあとに、仕上げのひと工夫。唐揚げを熱したフライパンに移して岩塩となじませる


メニューを1つに絞っておいしさを突き詰め、心血を注いだ唐揚げはまさに大将の魂そのもの。鶏肉の血抜きは最低3時間、下味の漬け込みは2段階に分けて3~5日の時間をかける。粘度の高い水溶き片栗粉を薄く付けたら、180℃の油でじっくりと揚げていく。油はラードをベースにブレンドしたもので、支店を出す時は、本店から分けるという味のかなめだ。

淡いノスタルジーを誘う味付けとフォルム


■「でら旨チューリップ 」(4本500円) /「旨いもの万屋 勝文商店」(岐阜県海津市)

仕上げに振りかけるゴマの香りが味わいをいっそう豊かにしてくれる。どこか懐かしい味付けは、おやつにもビールのお供にも最適だ


名古屋・大須に誕生し、全国各地のイベントや東海エリアを中心とした移動販売で話題をさらった唐揚げ。今では珍しい手羽を使ったチューリップは、宮崎県産の鶏肉で作る。カリカリに揚げた唐揚げに、醤油ベースの甘辛いタレがジュワッと染み込んでいく。

大将がほれ込んだ伝説の味を守り受け継ぐ


■「特製和風」( 100ℊあたり270円~)/「浅草本舗 から揚げの松や」(岐阜県岐阜市)

「浅草本舗 から揚げの松や」の「特製和風」( 100ℊあたり270円~)。2個で約100g。醤油は使わず、カツオダレや生姜で作る和風ダレに48時間漬け込む。毎日食べても飽きない、自慢の一品


店主は唐揚げ店を開店するため、子どものころから大好きだった味を求め浅草の和食店に弟子入り。徹底した温度管理のもと、タレに漬け込み旨味を熟成させた唐揚げは、冷めてもおいしいと好評だ。丸まった独特のフォルムは、肉汁を逃さないためのテクニック。

外はサクッ、中はしっとり唐揚げの新食感に驚く


■「唐揚定食」(3個550円~)/ 「超旨唐揚 江戸橋富や」(三重県津市)

【写真を見る】「超旨唐揚 江戸橋富や」の「唐揚定食」(3個550円~)。部位はモモとムネ。自家製タルタルソースとおろしユッケだれ、香味醤油だれの3種類の調味料で味の変化も楽しめる


一流ホテルで腕を磨いたシェフが、家庭料理を代表する唐揚げの世界に飛び込み約8年。その技術のすごみは、ムネを味わうとよくわかる。独自に生み出した塩ダレと衣がヘルシーなムネ肉にたっぷりと肉汁を閉じ込め、油で揚げても食感はしっとりしている。

東海ウォーカー編集部

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