東京メトロ東西線で、12/1から「東西線早起きキャンペーン」がスタートした。オフピーク乗車、つまり朝のラッシュを和らげることが目的で、早起き設定時間内に通勤・通学をすることで点数(カウント)がたまり、カウント数に応じて商品がもらえるというもの。期間は09年2/27(金)まで。
参加資格は、南砂町駅〜茅場町駅間のいずれかの区間を含むIC定期券を持っていること。原木中山駅から門前仲町駅の間に設置された専用端末に、自分のIC定期券をタッチすることで、早起き設定時間に応じて3カウントまたは1カウントが貯まる。通勤の場合、50カウントでメトロポイント2000ポイントかギフトカード1000円分をもらえる。通学なら50カウント以上獲得の先着2千名に東京メトロのオリジナルグッズがプレゼントされるという。
でも、なぜ寒い冬にキャンペーンをやるんだろう…? 東京メトロに聞いてみると
「東西線の混雑率はピーク時で199%あります。これは私鉄各線の中でも高い数値です。冬場は着膨れすることもあって1年で最も混雑するため、この時期にキャンペーンを実施しました。多くのお客様に参加してほしいですね」。
また、南砂町駅のSUNMO(スナモ)など、街開発の影響もあるようだ。開発による住民の増減が混雑率に影響していると考えられ、よりいっそうオフピーク通勤をアピールする目的もあって、今回のキャンペーンになったそうだ。
温かい布団から抜け出すのにひと苦労する時期ではあるけれど、目の前に人参をぶら下げられると挑戦できそうな気もする。キーンと張り詰めた冬の朝の空気は案外気持ちよかったりするし、いっちょやってみますか!?【Walkerplus/齊藤宗敬】