7月9日(金)、渋谷の公園通りに誕生するケンタッキー“次世代店舗第1号店”に合わせるように、同じく渋谷にあるマクドナルドの4店舗でも新メニュー「ジューシーチキンセレクト」を無料配布することが分かった。公園通りの新ケンタの隣にはマックがあり、7月9日(金)は、“渋谷チキン戦争”となりそうだ。
ケンタッキーフライドチキン「渋谷公園通り店」は、オーブンで焼くチキンや、野菜をたっぷり使ったサンドイッチなどヘルシーメニューが中心の次世代店舗。中でも、スチームコンベクションオーブンで焼き上げた「オーブンローストチキン」(1ピース280円)は、ノンフライチキンとして早くも話題で、各方面から大きな注目を集めている。
一方、マクドナルドも7月2日より、パリパリした薄衣が特徴の「チキンバーガー ソルト&レモン」(370〜390円)など、“チキンバーガーといえばマック”をスローガンに、新しいチキンメニューを続々と発表。こちらもCM等で大きな話題だ。
これら、“革命的チキン”を同時期に発売する両社の直接対決となりそうなのが、7月9日(金)。ケンタッキーの次世代店オープンと同タイミングでもある、7月9(金)〜11(日)の3日間、14:00〜17:00の3時間で、渋谷にあるマクドナルドの4店舗(渋谷新南口店除く)にて、ジューシーチキンセレクト1本を無料配布するという。ケンタッキーのオープンと、マックの無料配布で、渋谷の公園通りに多くの人が押し寄せるのは間違いないだろう。
実は、この“チキン合戦”今回が初ではない。7月4日に行われたケンタッキー次世代店の“お披露目”の際も、マクドナルドはチキンの無料配布を実施しているのだ。そのときは多くのお客さんが集まりつつも、特に大きな混乱はなかったようだが、注目度から考えれば、第2弾となる9日は“4日の比”ではないのかも知れない。
ケンタッキー側は、「チキン業界が盛り上がるのは本当にうれしいことだと思っています」というコメントどおり、状況を“静観”する体勢のよう。一方マクドナルドも“戦う”というより“一緒に盛り上げていきたい”という気持ちが強いようだ。いずれにしても、両社の力が入った“革命的チキン”を味わえるとあって消費者にはうれしい限り。どうせなら、この流れに“乗っかって”、おいしいチキンを食べ比べてみては? 【東京ウォーカー】