累計出版部数450万を突破し、現在も週刊イブニングで連載中の大人気漫画「もやしもん」。そのドラマ化を記念したコラボ商品が続々と登場している中、7月8日12時からWEB上で予約受付を開始した“コラボ泡盛”「請福もやしもん泡盛」(1500円/720ml/1500本限定)が、予約開始からわずか1分で初回予約分の200本を完売し、話題となっている。
今回コラボレートした泡盛は、原作者の石川雅之氏がお忍びで取材に訪れたこともあるという、沖縄・石垣島にある請福酒造の「直火請福」。“限定商品”ということで、今回は通常より5度アルコール度数が低い25度で作られており、泡盛初心者にも飲みやすいマイルドな味わいが特長だ。
さらに注目は、石川氏が監修したというラベル。「請福」でおなじみの直火ラベルをベースに制作し、「A.アワモリ」「A.オリゼー」「A.ニガー」「S.セレビシエ」の“かもす”姿がなんともかわいいデザインに仕上がっている。
「『泡盛は初めて…』という方にも石垣島の味を楽しんでいただけるよう、マイルド泡盛に仕上げました。沖縄スタイルで飲むなら、氷たっぷりのグラスに泡盛5:水5の割合で作った水割りがおすすめ! トニックウォーターやソーダで割ってもおいしいですよ。お好みでレモンをしぼれば、さらにさわやかな味わいになるのでこれからの暑い季節にピッタリです!」と、商品担当の千葉さん。
ラベルのデザイン制作にあたっては、以前、石川氏が「どの蔵のものも似たラベルデザインで、酒そのものの表記が小さく『もやしもん』のロゴばかりなため、ブランドそのものの購買意欲につながっていない」、「『ドラマもやしもん』の宣伝用酒となっているがそのお酒そのものをお客様に買っていただくデザインではない」と、コラボ企画用ラベルにNGを出したことがWEB上で話題になっていた。だが、同商品は同氏直々に監修してもらい、ベストな形で発売することができたそうで、「もやしもん」ファンである同社の漢那憲隆社長も喜んでいるという。
“直火釜蒸留”という昔ながらの蒸留方法で作られ、飲み応えのある泡盛として愛され続けている石垣島の定番泡盛「請福」とコラボレートした“もやしもん泡盛”。近日中に追加再販される予定だが、再販日は、同社のメールマガジンで告知されるということなので、気になる人は要チェックだ!【東京ウォーカー】