東西約100kmにも及ぶ山陰ジオパークの一部として、美しい海岸線が続く京都府京丹後市。海の京都を誇るエリアだけあり、市内では今年の夏、14もの海水浴場がオープンする。なかでも、兵庫にも近い西端エリアにある穴場的雰囲気のビーチがここ、かまい海水浴場だ。海に面した小高い丘には、大きなタブノキを利用して作られた京丹後市ツリーハウス(風蘭の館)があり、穏やかなかまいの海を一望できる。山道を歩いても行けるが、せっかくならシーカヤックで立ち寄るのがおすすめ。夏空を映す青い海に、ゴツゴツした岩肌、そして時折かかる水しぶきも心地よい。海の上でしか味わえない夏体験は心のカメラに焼き付けて。<※情報は関西ファミリーウォーカー2018夏号(2018年7月9日発売号)より>
海を見下ろすツリーハウスでトム・ソーヤーの冒険気分!
日本海を見下ろすツリーハウスの利用や、シーカヤックツアーへの参加は、まずは風蘭の館で受付を。かまい海水浴場まで徒歩1分の、元小学校を改装した建物の風蘭の館では、石うすびきの十割そばなどの食事や、夏は海鮮バーベキュー付き宿泊、冬はカキ小屋なども楽しめる。
高さ約16mものタブノキを利用してある。 ※ツリーハウスに上る場合はスタッフの同伴が必要
地域に伝わる龍神伝説をモチーフ。
かまい浜の白砂と澄んだ海を見下ろせて気分爽快!
穏やかな波のかまい海岸でシーカヤックツアー!
「かまいコース」(2時間)や、隣のあさひ海岸まで行く上級者向け「あさひコース」(3時間)でシーカヤックを堪能。予約は風蘭の館まで。※要事前確認
ぬれてもいい服装と着替えを忘れずに。
準備体操もしっかりと。
ツリーハウスの感動体験レポート
ツリーハウスは、やっぱり男の子の冒険心をくすぐるみたいで、息子は大喜びでした。初めは、上まで上るのがちょっと怖そうだったけど、展望台から見る景色に感動したのか、帰り道では「また上りに来たいね!」と言ってました。
カヤックをこぎ疲れたくらいのタイミングで、浜に降りてツリーハウスまで行けたので、ちょうどいい休憩になりました。ツリーハウスまでは、少し傾斜がある道を上るので、脱げやすいサンダルではなくて防水シューズがおすすめですよ。
■京丹後市ツリーハウス(風蘭の館)<住所:京都府京丹後市久美浜町蒲井518-1 電話:0772-83-1033 時間:受付・食事11:00~14:00(LO)、宿泊(風蘭の館)はチェックイン15:00~17:00、チェックアウト10:00まで 休み:なし 交通:山陰近畿自動車道京丹後大宮ICより車で50分>
併せて行きたい!道の駅 くみはまSANKAIKAN
レストランでは採れたて食材のバイキングを実施(大人800円、小学生600円、土日祝は100円ずつアップ)。10月下旬まではフルーツ狩りも実施している。
■道の駅 くみはまSANKAIKAN<住所:京都府京丹後市久美浜町浦明1709 電話:0772-83-2000 時間:8:00~17:00 休み:なし 駐車場:50台(無料) アクセス:山陰近畿自動車道京丹後大宮ICより車で35分>
関西ウォーカー編集部