7/10から国立国際美術館でスタートする束芋「断面の世代」展に、いち早く潜入!

関西ウォーカー

7/9、今最もアツイ女性現代美術家、束芋の個展「断面の世代」(7/10〜9/12)の記者発表と内覧会に行ってきました!

記者発表には束芋さん、国立国際美術館・館長の建畠さん、劇団WANDERING PARTY・劇作家のあごうさとしさん、国立国際美術館・主任研究員の植松由佳さん、国立国際美術館・学芸課長の島さんが出席。

「今展は昨年12月の横浜美術館からの巡回展ではあるが、束芋の作品は空間をいかに見せるか、見えるかなので、開催される館により、感じ方も違う」と植松氏。計6点の映像作品が(国立国際美術館の)B2フロア1室という大きいスペースで見られるので、次々に作品がつながっていくかんじで見られ、先行して開催された横浜の展覧会よりもつかみやすいのではとも。横浜と最も違う点は、一番はじめに見ることとなる作品「団地層」。天井の大きなスクリーンに映像を映し出すので、寝転がって見られるようになっている。しかも、同じ映像ではあるが、中身が少し違う、大阪バージョンになっているとか。

束芋氏本人も、「横浜では出来なかったこと、気付かなかったことを大阪で展開したい。人がたまる場所や、目線の動き、動線のことなど、横浜よりも特に空間に対して気を使った」と言い、横浜を見た人も楽しめるとも。

はからずも、2011年に行われる第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展、日本館のアーティストに束芋さん、コミッショナーに国立国際美術館の植松由佳さんが決定したばかり!

話題満載のこの展覧会は、実際に作品に触れてみないと理解しづらいので、まず行ってみて、その目で耳で五感をフル活用して束芋ワールドを体感してみてはいかが!?

関連イベントとして、劇団WANDERING PARTY公演もあり。詳細は国立国際美術館HP http://www.nmao.go.jp/にて

【関西ウォーカー】

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