ローソンの「プレミアムロールケーキ」に端を発したコンビニの“巻かない”ロールケーキブーム。今度は新たに“ご当地バージョン”のロールケーキが登場。人気商品から新フレーバーが出ることも合わせ、この夏、コンビニのロールケーキがいっそう進化を遂げそうだ。
ご当地限定ロールケーキを発売するのはファミリーマート。7月13日(火)に第1弾となる中国・四国地区限定で「みかんと伊予柑のロールケーキ」(150円)を発売する。愛媛県産の温州みかんと伊予柑の果汁を生地とクリームに使用した、さわやかな風味のロールケーキで、中国・四国地区のファミリーマート約580店で販売予定だ。
また、7月23日(金)には、第2弾として東北地区および新潟県限定で、庄内産のメロン果肉を使った「ロールケーキ(庄内産メロン果肉使用)」(150円)が登場。「続いて、中部地区限定で、愛知県産の抹茶を使ったロールケーキを、九州地区限定で、熊本産の甘夏を使ったロールケーキの発売も予定しております」(ファミリーマート広報)と、今後もご当地の名産を取り入れた“限定ロールケーキ”の展開を考えているようだ。
一方、ブームの火付け役でもある、ローソンの「プレミアムロールケーキ」シリーズからも、7月13日(火)に、産地を指定したこだわりレモンと、フランス産クリームチーズ「Kiri(キリ)」を使った、夏味の「プレミアムチーズロールケーキ」(180円)が登場。2009年の発売以来、累計3500万個以上を売り上げているという「プレミアムロールケーキ」シリーズの第5弾で、今夏の季節商品だ。今年コンビニのオリジナル生洋菓子としては初のモンドセレクション金賞を受賞した「プレーン」や「チョコ」に新フレーバーを常時加えることで、今後もユーザーの関心を常に集めていくという。
今や人気スイーツとして定番化しつつあるコンビニの巻かないロールケーキは、この夏もまだまだ進化中。フレーバーや企画など、新しい要素が入った各コンビニの自信作から目が離せなくなりそうだ。 【東京ウォーカー】