熱中症対策にもおすすめ!暑い夏こそ摂取したい「はちみつ」の効果って?

東京ウォーカー(全国版)

連日猛暑が続いている今年の夏。誰もが熱中症になる危険性がある中、熱中症への対策として期待できる食べ物に注目が集まっている。

ゴーヤや冬瓜などのウリ科の野菜、トマトやナスなどの夏野菜、バナナやパイナップルなどの南方産の果物など、熱を下げる効果がある食べ物のほかにも、夏の栄養補給にうってつけなのがはちみつだ。

安眠効果や栄養補給が期待できるはちみつ


熱中症対策において、はちみつに期待されるのが安眠効果。寝苦しい夏の夜は睡眠不足になりがちだが、睡眠不足によって熱中症のリスクが高まる恐れがあると言われている。安眠を妨げる要因の1つとして、脳内のブドウ糖が足りなくなると分泌されるストレスホルモンのコルチゾールによる緊張の誘発が指摘されているが、スプーン1杯のはちみつを摂ることでブドウ糖を補うことができ、安眠につながるのだ。

また、はちみつの糖分であるブドウ糖と果糖は単糖類なので消化がいいのも特徴。胃腸への負担が軽く、すぐにエネルギー源となるほか、即効効果のあるブドウ糖と、延長効果のある果糖が混合されているため、糖質補給の点で理想的な食品であると考えられている。さらに、含まれる天然成分は180種類以上で、まさに夏の栄養補給にぴったりの食材と言える。

【写真を見る】皮付きのレモンを輪切りにしてはちみつに漬けるだけの簡単アレンジも


「はちみつだけ食べるのは飽きてしまいそう」という人には、簡単にできるアレンジレシピがオススメ。はちみつにレモンを皮付きのまま輪切りにして1日以上漬けおくだけで作れる「レモンのはちみつ漬け」や、味噌(大さじ3)とはちみつ(大さじ1)を混ぜ合わせる「はちみつ味噌」など、幅広い活用法ができるのもはちみつの魅力だ。

熱中症対策の基本は暑さ対策と水分・塩分の補給。そこにはちみつの栄養補給を取り入れて、今年の暑さを乗り切ろう!

篠田

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