アサヒビールお客様生活文化研究所が「お酒を一緒に飲みたい歴史上の人物」に関する意識調査を実施。「織田信長」や「豊臣秀吉」といった名だたる戦国武将を退け、「坂本龍馬」が堂々1位となった。
■大河ドラマ効果? ダントツ人気No.1は「坂本龍馬」!
全国の20歳以上の男女957人を対象に「お酒を一緒に飲みたい歴史上の人物」を聞いたところ、男女ともに「坂本龍馬」(21.6%)がトップに輝いた。その理由を尋ねると「大河ドラマを観て、人間としての挑戦心に惹かれる。どうしたらチャレンジ精神が旺盛になるか聞いてみたい」(女性40代)、「日本の政治が迷走しているから、改革のための新しい考えを聞かせてほしい」(男性30代)といったものが多数あがった。
福山雅治さん主演の大河ドラマ『龍馬伝』の影響で“龍馬の生き方”に感銘を受けた人や、日本の政治に対して巧みな交渉戦術と行動力を持つ龍馬にアドバイスしてほしいという“願い”が色濃く反映されているようだ。
■“天下統一”を目指した戦国の三傑「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」もランクイン
次いで2位に入ったのは「織田信長」(9.7%)。こちらは「創意工夫で戦国時代を生き抜いた武将に戦いの裏話を聞きたい」(男性30代)や「既成概念にとらわれない。新しいことを発想する方法や古いものの壊し方」(男性40代)などの理由で、戦術の多彩さや発想の柔軟さが、景気回復に苦しむ日本経済の突破口を見出す上で、大きなヒントになるのでは?といった声が寄せられた。
このほか、3位「聖徳太子」(4.7%)、4位「卑弥呼」(3.2%)と続き、5位に“天下泰平の世”を築いた「徳川家康」(2.8%)、6位には「クレオパトラ」と同率で信長の意志を継いだ「豊臣秀吉」(2.5%)がランクイン。性格やタイプは違うものの“天下統一”という同じ理想を持った戦国時代の三傑に人気が集まった。
時代背景やアプローチは異なるものの、“理想の国づくり”を夢見たリーダーに人気が集中した今回の調査結果。あなたは誰と一緒にお酒を飲んでみたいですか?【東京ウォーカー】