8月31日(金)公開のマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』の試写会が8月3日(金)大阪のABCホールで行われた。本作で日本語吹き替えを務めた宮川大輔とブラックマヨネーズの小杉竜一が登場。小杉は前作に引き続き主人公の友人のルイス役に、宮川はアントマンを監視するFBI捜査官・ウー役でそれぞれ出演。マーベル映画初吹き替えの宮川は「とうとうマーベル映画に出ることができるなんて嬉しさ半分、不安といった感じ」と今回の喜びの想いを口にした。
映画のキャンペーンで一日中一緒に過ごしていたという宮川と小杉。『アントマン&ワスプ』のように心強いバディとして感じていたいたという宮川だが、「小杉が5分休憩で五目焼きそばペロって食ってもうて、その後のインタビューで眠たそうにしてた時はイラッてきた」と失態を暴露。小杉は「血糖値が上がると眠たくなるんで」と必死に説明するも「もうええわ」と遮られてしまった。
標準語で吹き替えすることが難しかったと語る2人。小杉は「関西弁を喋らないように意識すればするほど、この世に存在しない方言が出てきてしまった」と語り、宮川も「芸人って結構早口で喋るんですけど、早口で喋る役者さんに合わせて吹き替えすることが大変だった」と回想した。
そこで、2人は関西弁を封印して『標準語でトーク』をしてみることに。2人とも自信たっぷりで、特に宮川は「25歳から東京に住んでるから」と余裕の態度をみせるも、いざ開始してみると「まじ卍」などの若者言葉を連発。今回の映画にちなんで「物のサイズを操ることができたら?」というテーマでトークを開始。小杉が「自分の毛根を大きくしたい」と鉄板ネタを話しているにも関わらず、どこかちぐはぐした2人のやりとりに会場は大爆笑。小杉は「標準語で話すだけで全然内容の無い、アホの10代みたいな喋り方になってもうた」と反省の色を見せた。
桜井賢太郎