世界初!お米でパンが作れるホームベーカリー“ゴパン”が誕生

東京ウォーカー(全国版)

お米を入れてスイッチを押すと、パンができる!? そんな世界初のホームベーカリーが三洋電機から発売される。“ごはんのパン”という意味が込められた、ライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン)」だ。

なんといっても革新的なのは、お米がダイレクトにパンになること。今まで米粉を使用したパンはあったが、流通量が少なく高価なことから、家庭ではなかなか取り入れられていなかった。しかし、お米がそのままパンになる同製品では、お米をそのまま本体に入れればいいだけなので、家庭で気軽にお米パンを作ることができる。

お米パンは小麦パンに比べ、ふんわりもちもちの食感と、お米の優しい香りが特徴。記者が試食したところ、もっちりと粘るような口あたりで、お米の甘みを感じさせる味だった。焼くとより香ばしさが増し、しっとりとした食感に。そのまま食べるのはもちろん、和食材である鯛味噌と合わせて食べると、風味とよく合い意外なおいしさが生まれた。

さらに、ローカロリ−なのも魅力の1つだ。300gあたりで小麦パンが約861キロカロリーなのに対し、お米パンは約780キロカロリー。アミノ酸スコアも高く、健康志向の人にも受け入れられそう。

使い方はこれまでのホームベーカリーとほぼ同様。洗米したお米220gと水、塩、砂糖、ショートニングをパンケースに入れ、最後にグルテンとドライイーストを本体上部の自動投入ケースにセットし、スタートボタンを押すだけ。そのまま約4時間待てば、お米パン1斤が出来上がる。もちろんタイマー機能もついているので、夜にセットしておけば、翌朝には出来立てのお米パンが食べられる。

世界初のお米パンが作れるホームベーカリー「GOPAN」。発売は、“米の日”である2010年10月8日(金)。そのほかひと足早くお米パンが試食できる「GOPAN cafe」が7月21日(水)〜9月30日(木)まで期間限定オープンする。ふんわりもちもちのお米パンの味を体験してみて。【東京ウォーカー】

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