三重県三重郡菰野町のパラミタミュージアムで9月30日(日)まで、「英国自動人形展 オートマタ・アナログの美」が開催されている。
オートマタとは「西洋のからくり人形」をさす言葉で、自動で動く機械仕掛けの人形として広く知られている。
同展ではイギリスの現代オートマタ作家、ポール・スプーナー(1948~)らの手による作品を紹介する。からくりによって動くだけではなく、その小さな世界でちょっとしたストーリーが展開される人形らは、ユーモラスな表情や造形、動きをもたらす仕組みの面白さなど、その独特の魅力が見どころとなっている。
展示担当者は「イギリス人のオートマタ作家ポール・スプーナーの作品は、その動きの意外性と、自動人形に込められた諷刺の精神が魅力的です。そのため子供さんから大人まで、それぞれの見方で楽しんでいただけます。
今回は会場内での会話制限もありませんので、ご家族みなさまで百点を超える自動人形を動かしてワイワイ楽しんでいただければと思います」と親子での来場を呼びかける。
からくり人形の小さな世界が織りなす、不思議なストーリーをぜひ見に行こう!
ウォーカープラス編集部