新潟県関川村の全村民が参加して楽しむお祭りとして始まった「えちごせきかわ大したもん蛇まつり」が、8月24日(金)~26(日)の3日間にわたって今年も開催される。
村には「大里峠」という、一説によれば大水害を物語りにしたものと言われている大蛇にまつわる伝説がある。
また、1967年8月28日に発生し、多くの犠牲者を出した羽越水害を忘れないようにと、大蛇の長さを82.8メートルとし「大里峠伝説」と「水害供養」の2つをテーマにして昭和63(1988)年から毎年祭りが行われている。
竹とワラで作られた大蛇は、とても巨大なもので、世界一長い蛇としてギネスブックにも認定され、26日のメインイベントで約500人の担ぎ手により、大蛇が集落内を練り歩く。
お神酒がまわると大蛇の勢いも増す、ユニークで勇壮な祭り。見物していても十分楽しめるが、飛び入りの担ぎ手も歓迎しているので、ぜひ夏の思い出に大蛇を担ぎに出かけよう!
ウォーカープラス編集部