鳥取県米子市美術館で8月26日(日)まで「大山山麓の至宝〜『大山』ゆかりの刀を中心に〜」が開催中だ。
鳥取県西部では古くから、大山山麓で産出する砂鉄を使用し、かんな流しとたたら製鉄で鋼を生産していた。こうした背景のもと、平安時代には、反りのある日本刀では日本最古級の名匠として知られる刀工・伯耆安綱を輩出。
本展では、大山を中心に古代から現代へ連綿と続くこうした地域の歴史や文化の一端をひも解いていくことで、あらためて大山がもたらす恵みを知り、地域の良さを見直す。
担当者は「重要文化財をはじめ伯耆安綱の在銘3口と、春日大社蔵の太刀のほか、大山ゆかりの刀、大山寺や大神山神社のなどの重宝と大山寺圓流院画僧・嗒然(とうぜん)の作品など約100点を展示しています」とイベントの見どころを話す。
他では見られない日本最古級の刀や大山の歴史を学びに鳥取県米子市美術館に行こう。
ウォーカープラス編集部