25年間親しまれ続けている缶コーヒー「BOSS」の新たな製造拠点が海老名に誕生!

横浜ウォーカー

コンビニや自販機でおなじみ、サントリーのコーヒー「BOSS」。1992年の発売以来、多くの人に親しまれ、25年もの間成長し続けているコーヒーブランドだ。そんなBOSSの人気を支えてきた理由のひとつに、2002年から稼働している自社専用の焙煎の工場「大山厚木工場」があった。

そして今年7月、ものづくりを追求する新たな焙煎工場「サントリーコーヒーロースタリー 海老名工場」が始動! BOSSの生産を支える、新たな製造拠点を見学してきた。

日本唯一のイタリア製高機能焙煎機でこだわりの香りとコクを生み出す


ものづくりを追求した新焙煎工場「サントリーコーヒーロースタリー 海老名工場」


「サントリーコーヒーロースタリー 」のロゴがデザインされた、工場入り口の扉


新しいサントリー専用焙煎工場「サントリーコーヒーロースタリー 海老名工場」は、多様化するニーズに応えるため、焙煎はもちろん、これまでにない新しい香味づくりにも対応。日本初となるイタリアのペトロンチーニ社製の高機能焙煎機を投入し、30万通りの香味づくりを可能にした。

イタリアのペトロンチーニ社製の高機能焙煎機(奥)とクーリング曹(手前)


クーリング曹で冷まされる、焙煎されたてのコーヒー豆


また、大型焙煎機と同様の機能を発揮する1/25スケールのパイロット焙煎機も導入。こちらは技術開発専用として使用され、BOSSの中味開発チームと連携し、新たな焙煎方法の開発などを行い、新しい味わいを追求。これにより、さらなる製品の改良や新しい香味づくりに、スピーディーに対応できるようになった。

サントリーコーヒーロースタリー海老名工場から、新缶コーヒーが誕生!


ボスTHE CANCOFFEE(185g缶/115円)


ボス サントリーコーヒーロースタリーズ ブラック&微糖(各185g缶/115円)


そして、この海老名工場の高機能焙煎機で焼き上げた新焙煎豆を使用した、「BOSS サントリーコーヒーロースタリーズ」が誕生。職人が豆選びや焙煎にこだわって作り出した、今までの焙煎では到達できなかった領域の香味を実現させた。次世代のウマさを象徴する味わいに仕上がった、プレミアムな味わいが特徴。その同シリーズの第1弾として、「ボスTHE CANCOFFEE」と「ボス サントリーコーヒーロースタリーズ ブラック&微糖」がさっそく登場する。「ボスTHE CANCOFFEE」は、香り封じ込め製法により上質な香りが楽しめる一杯。「ボス サントリーコーヒーロースタリーズ ブラック&微糖」は、職人が厳選したコーヒー豆を使用。苦味や雑味を抑え香り高く甘い余韻が続く味わいが特徴。関東甲信越エリア限定販売だ。

世界中のコーヒー農園から厳選し採用した、BOSSに使用されるコーヒー豆


焙煎する時間よって色だけでなく香りも高くなる。左からロースト順に並んだ豆


日本唯一の焙煎機でローストされた、こだわりのコーヒーをぜひ味わってみよう!

取材・文/北村康行

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