92年から93年にかけて、ティラミスブームが一段落したところで彗星のごとく登場したナタ・デ・ココ。
ココナッツミルクを発酵させ固めたフィリピン発のスイーツは、ファミリーレストランの「デニーズ」がメニューに加えたことがブームのきっかけという。
直前までティラミスや蒸しパンなどやわらかなものが流行していたが、それらとは異なり独特の弾力のあるナタ・デ・ココは、新感覚スイーツとしてアッという間に世間を席巻。カロリーが低く食物繊維が豊富なことから、ダイエット中の女性にも人気を集め、ほかのファミリーレストランやコンビニなどでも続々と店頭に並ぶようになった。
大阪市都島区の太閤園では、関西ウォーカーがコラボして「関西ウォーカーと振り返る!90年代のブームフードビュッフェ」を2018年8月30日(木)~31日(金)に開催する(5500円、各日100人限定)。ビュッフェにはフルーツをトッピングしたナタ・デ・ココが登場。さっぱりとした味わいで、食後の口直しにピッタリだ。
また、会場では90年代に思いを馳せながら楽しめるよう、関西ウォーカーの過去の表紙パネルなどの展示もするのでそちらも注目。
石川貴大