パンナコッタは酪農が盛んな北イタリア・ピエモンテ州の家庭料理がルーツ。イタリア語でパンナ=生クリーム、コッタ=煮る、加熱したといった言葉の通り、生クリームと牛乳と砂糖にバニラビーンズを入れ温めてから、ゼラチンを加え冷やし固めたデザートだ。
日本では92年にサントリーが業務用パンナコッタの粉末を発売し、その後93年に森永乳業がカップ入りのパンナコッタを発売。ティラミスに次ぐイタリアのスイーツとして、イタリア料理店をはじめ多くの店やコンビニなどに並ぶように。また、比較的手作りもしやすいため、家庭で作れるスイーツとしても人気を集めていった。
大阪市都島区の太閤園では、関西ウォーカーがコラボして「関西ウォーカーと振り返る!90年代のブームフードビュッフェ」を2018年8月30日(木)~31日(金)に開催する(5500円、各日100人限定)。ビュッフェに並ぶ濃厚でなめらかなパンナコッタは、甘酸っぱいベリーと相性抜群。家庭で作るのとはひと味違う上品な味わいで、きっとクセになるはず。
また、会場では90年代に思いを馳せながら楽しめるよう、関西ウォーカーの過去の表紙パネルなどの展示もするのでそちらも注目。
石川貴大