タピオカとは、キャッサバと呼ばれる熱帯低木の根茎からつくられるデンプンのこと。そのでんぷんを水で溶き加熱し、粒状にして乾かすことで「タピオカパール」と言われる、ドリンクやデザートに使われるなど今でもよく目にする丸いタピオカが完成する。
そんなタピオカをはじめてドリンクに入れたのがタピオカミルクティーと言われ、80年頃に台湾で誕生したとか。日本ではタピオカ自体92年頃にはすでにココナッツミルクを加えたデザートとして知られていたが、90年代後半に台湾のチェーン店が日本に進出、さらにコンビニでも発売されるなどして全国にタピオカティーやタピオカドリンクが普及していった。
大阪市都島区の太閤園では、関西ウォーカーがコラボして「関西ウォーカーと振り返る!90年代のブームフードビュッフェ」を2018年8月30日(木)~31日(金)に開催する(5500円、各日100人限定)。SNS映えすると、近年タピオカドリンクのブームが再燃しているが、今回のビュッフェではタピオカティーを用意。プニプニとした不思議な食感を堪能してみよう。
また、会場では90年代に思いを馳せながら楽しめるよう、関西ウォーカーの過去の表紙パネルなどの展示もするのでそちらも注目。
山田孝一