8月31日(金)公開のマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』の東西横断スペシャルファンミーティングが8月23日(木)大阪のTOHOシネマズ梅田で行われた。先日、東京でも行われた本イベントに引き続きポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、メガホンをとったペイトン・リード監督が登場。そして日本人ゲストに池乃めだか、なるみ漫才コンビのアインシュタインも登壇した。
ポールは悪天候にも関わらず足を運んでくれたファンにむけて「映画のシーンを生で演じようかな」と発案。これに乗った監督が「まずは小さくなるシーンからやってみよう」と「アクション!」の掛け声。ポールは屈むが「アントマンスーツが無いとダメみたい」と会場を沸かせた。
ファンミーティングということで観客からの質問に答えるキャストの3人。「キャラクターの好きなところは?」という質問に、エヴァンジェリンは「ホープの大好きなところは知性や才能にあふれた科学者であるということ」と語る。続いて、ポールも「僕の演じるスコットの普通の人とヒーローとの間で上手くできなくて葛藤しているところが好きだ。そんな短所も気に入っている」と答えた。ペイトン監督は「僕も2人に同感だ」と言って「でも一番の魅力はそんな2人が一生懸命パートナーになろうとする道のりなんだ。最初は1人で何でもできると思っているホープとアントマンになるべきか葛藤するスコットが段々と力を合わせなければならない状況が面白い作品だと自負している」と紹介した。
また「撮影現場でのエピソードは?」という質問に監督は「今回登場するピム博士の研究所は長い期間撮影してたから、そこで寝泊まりしたんだ」と明かした。エヴァンジェリンは「ペイトンのパジャマがかわいかったわ」とばらして、監督は「実はアイアンマンのパジャマを着てたんだ」と照れていた。撮影終わりにはカラオケに行ったことを話す3人。突如エヴァンジェリンの機転によりポールに何か歌うように提案された。「ちょっと待って」ビックリしていたポールだがファンからの興奮の声に「歌うしかなさそうだね」と諦めたように了承した。ポールはグレン・キャンベルの歌をアカペラで熱唱。ポールはエヴァンジェリンと監督も歌に巻き込み、また観客からの合いの手も相まって盛り上がりみせた。
最後に「なにわのアントマン&ワスプ」こと池乃めだかとなるみが登場。来日した3人に新喜劇のギャグ「邪魔するで」「邪魔するんやったら帰って」のやり取りを教えることに。最後のズッコケるところまでノリノリでやりきった3人に、アントマンのデザインが施された和傘が手渡された。
桜井賢太郎