【本誌拡大版】フロンターレ中村憲剛選手W杯振り返りインタビュー(2)

横浜ウォーカー

――川島選手がテストマッチ(イングランド戦)の活躍で正GKの座をつかみ、W杯でも大活躍。どのように見てましたか。

「いや〜、親のような気持ちでしたよ。エイジが努力していたのは知っていたし、代表とフロンターレで3年くらいずっと近くで見ていたから、よかったなと。まさかそこまで“時の人”になっているとは思わなくて、日本に帰ってきた時はびっくりしましたけど」

――北朝鮮代表として鄭 大世(チョン・テセ)選手も出場。試合は見ましたか。

「2試合くらい見ましたよ。もっと周りが見えていたら点とれたんじゃないかと思うとこもあったけど、サポートがなかったから難しいかったかな。点をとったらもっと自分もうれしかった」

――2人は海外に移籍してしまいました。

「昔から2人とも海外志向強かったですしね、W杯をきっかけに移籍することができてよかったと思っています。応援しています」

――W杯、スペインが優勝しましたね。

「自分たちでサッカーを作って、相手にサッカーをやらせないという、自分たち主導のサッカーが勝ってうれしい。僕もそういうサッカーが好きですが、サッカーはその時の監督が考えるサッカースタイルが反映されますからね。日本もそういうサッカーをやると楽しいですよね」

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