東海エリアには、秋に出かけたい人気スポットが満載!今回はその中から、秋の絶景が楽しめるスポットを3カ所ピックアップして紹介する。
東海ナンバーワンの紅葉が見たい!水面に映る色とりどりのモミジにうっとり
愛知県豊田市の「香嵐渓」は、東海エリアの紅葉名所として不動の人気を誇る。約380年前、香積寺11代住職によって植えられたのが始まりと言われている。赤や黄に色付く飯盛山をはじめ、麓を流れる巴川の逆さ紅葉、川にかかる3つの橋から見るモミジ群など、絶景ポイントが多数点在する。
飯盛山一帯のモミジ約4000本が色付く景色は、息をのむほど美しい。場所や時間ごとに変化する様が楽しめる。
四季により趣が異なる、表情豊かな世界遺産
手のひらを合わせた"合掌”の形のように見える大きな茅ぶき屋根の建物が並ぶ集落として知られる「白川郷合掌造り集落」(岐阜県白川村)。1995年にユネスコの世界遺産に登録されており、建築物の絶景として、世界的に有名だ。
近年では、世界遺産に登録されたことで知名度が増し、国内外から毎年多くの観光客が訪れる日本を代表する人気スポットとなった。夏は新緑、秋は紅葉、冬には集落がライトアップされるなど、四季によって違う姿が見られる。
美しいダム湖に架かる秘境の絶景吊り橋
静岡県川根本町にそっと息づく秘湯「寸又峡温泉」は、無垢な自然が残る温泉郷。その温泉街から1周90分の寸又峡プロムナードコースを20分ほど歩くと、美しいコバルトブルーのチンダル湖に架かった「夢の吊橋」(静岡県川根本町)が見えてくる。
バックには、南アルプス国立公園の緑が広がり、異世界に迷い込んだかのような景色は、世界もうらやむ美しさだ。高さ8m、全長90mの橋は、同時に10人しか渡れず、スリル満点!また、吊り橋の中心で若い女性が恋のお祈りをすると夢が叶うとされている。
美しい自然が楽しめる、東海地方でも人気の観光スポット。日本の原風景を感じながら、秋を満喫しよう。
東海ウォーカー編集部