台湾の仲良し4人組YOUは、高校の卒業旅行として初めて日本やってきた。台湾では通常、学校が卒業旅行を主催するそうだが、4人が通う高校は進学校のため卒業旅行が企画されず、自分たちで日本行きを計画。滞在期間は7泊8日。前半の4日間は京都で、後半の4日間を大阪で過ごすという。
2人ずつ2班に別れ、それぞれが京都と大阪の行き先をリサーチ。大阪では1日目に
海遊館
と大阪城、2日目に心斎橋でショッピング、3日目にユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くとのことで、京都から移動してきた大阪の初日に同行。ホテルで待ち合わせると、4人共、大阪周遊パスを購入していて準備も万全!35度を超える猛暑の中、大阪観光に出発したYOUに密着。<※情報は関西ウォーカー(2018年8月28日発売号)より>
<1>海遊館
世界最大級の水槽を誇る
海遊館
。ジンベエザメをはじめ、約620種3万点もの生き物が観察できる。イワトビペンギンなどが間近に見え、エイやサメに直接タッチできる新体感エリアや、2018年3月にオープンした、新クラゲエリアの海月銀河など見どころ満載。
目の前に来るとその大きさにあらためて驚き!
4人も目がくぎづけに。
「台湾の水族館は魚しかいないので、クラゲやペンギンなどいろんな生き物がいるのは新鮮で楽しかったです!」と、リゥ・アンジェさん。
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海遊館
<住所:大阪市港区海岸通1-1-10 電話:06-6576-5501 時間:10:00~20:00(最終入館60分前) ※季節により異なる 休み:年内はなし 料金:大人2300円 アクセス:地下鉄大阪港駅より徒歩5分>
<2>なにわ食いしんぼ横丁
海遊館
のお隣の天保山マーケットプレース内にある食のテーマパーク、なにわ食いしんぼ横丁。タコ焼きやお好み焼き、イカ焼き、オムライスなど大阪の名物グルメがめじろ押し。テイクアウトできる店も多いので、店先のベンチなどでさっと食べられるのも魅力。
「どちらもおいしい!」とご満悦の2人。
モチモチの生地とソースが好相性。
大阪を代表するグルメが味わえる。
「イカ焼きは初めて食べたけど、ソースがおいしい。タコ焼きは台湾にもありますが、大阪の方が生地がふわふわで絶品」と、リャオ・ピン・イェンさん。
■なにわ食いしんぼ横丁<住所:大阪市港区海岸通1-1-10 電話:06-6576-5501 時間:11:00~22:00 ※店舗、季節、曜日により異なる 休み:不定休(年内はなし) アクセス:地下鉄大阪港駅より徒歩5分>
<3>大阪城天守閣
1583(天正11)年に豊臣秀吉が築城した大阪のランドマーク、天守閣は大坂夏の陣や落雷により2度焼失しているため、現在は3代目。館内には大阪城の歴史がわかる資料などが展示されていて、8階の展望台からは大阪市街が一望できる。
大阪周遊パス持参なので天守閣には無料で入館できる。「どうして屋根が緑なの?」「しゃちほこの大きさはどれくらい?」など、入る前から興味津々。
「展望台は廊下が細くて少し怖かったけど、見晴らしは最高。館内の展示物や映像もいろいろ勉強になっておもしろかったです」と、リゥ・アンジェさん。
■大阪城天守閣<住所:大阪市中央区大阪城1-1 電話:06-6941-3044 時間:9:00~17:00(最終入館は16:30) 料金:600円 アクセス:地下鉄谷町四丁目駅より徒歩15分、JR大阪城公園駅より徒歩15分、JR森ノ宮駅より徒歩20分ほか>
<4>一蘭 心斎橋店
2017年12月にオープンしたミナミエリアの2号店、一蘭 心斎橋店。SNSで連日のように拡散され、長い営業時間にもかかわらず、外国人を中心にずっと行列ができる人気ぶり。周りを気にせずラーメンに集中するための仕切り壁も、もちろん設置。
100%豚骨から抽出したスープに特製の細麺、唐辛子をベースに30種以上をブレンドした秘伝のタレが一体となった極上の一杯。
スープも飲み干した。
中に並ぶスペースがあるが、休日などは外まで列ができることも。
「台湾にも『一蘭』はありますが、いつも行列で入れないので、日本で絶対に食べたかった!評判どおりの味で、大満足です」と、リゥ・ジーユさん。
■一蘭 心斎橋店<住所:大阪市中央区心斎橋筋1-3-29 電話:06-6252-5775 時間:8:00~翌6:30 休み:なし 座席:40席 タバコ:禁煙 アクセス:地下鉄心斎橋駅より徒歩3分>
関西ウォーカー編集部