静岡県・御前崎で脂がのったクエを丸ごと味わう!

東海ウォーカー

上品な味わいのクエは漁獲量が少ない幻の魚。そんなクエが、養殖なら手軽に食べられる!静岡県御前崎市にある「静岡県温水利用研究センター」は、卵からクエの稚魚を育てる完全養殖に日本で初めて成功。同センターが提供する“御前崎クエ”は、脂がのり、天然と同様の味わいだ。今回は、クエ料理を心ゆくまで堪能できる御前崎の店をご紹介!併せて周辺のおすすめスポットもチェックしよう!!

頭から身、エラ、内臓、皮まで!丸ごとクエを味わう!!


御前崎を中心に、近海で水揚げされる新鮮な海の幸を使った料理が充実する「磯料理 荒磯(あらいそ)」。特に前菜やメイン、焼き物などすべてに養殖のクエを使うコース(5500円~、要予約)が評判だ。ほのかに甘い身の味と弾力のある食感を楽しもう!

「クエコース」(1人前6600円、注文は2人前~)のメインの鍋は、クエの骨をじっくり煮出し、薄口醤油で味を調えたダシが奥深い味。煮込むほどに旨味が増す※写真は2人前


締めの雑炊はクエの味が染み込んだダシと、まろやかな卵が絡み合う優しい味わいで箸が進む


御前崎はクエ以外にも見所がたくさん!


クエ料理に大満足したら、オシャレなカフェでひと休みしよう!「パシフィックカフェ」は、雄大な遠州灘を眼前に望むハワイアンカフェ。「ストロベリー&カシスオレンジ」(702円)、「自家製ハニージンジャーエール」(648円)など5種類そろうスペシャルドリンクは、フレッシュな果実の味が楽しめると人気だ。日本人に合うようにと、醤油などをソースに使った「ロコモコプレート」(1382円)もおすすめ!

(左)「ストロベリー&カシスオレンジ」(702円)、(右)「自家製ハニージンジャーエール」(648円)


窓が大きく開放的。テラス席利用の際は、ドリンクなどがテイクアウトスタイルに


「御前崎ケープパーク」は、「海と大地の調和」をテーマにした、太平洋の絶景も楽しめる約1.5kmの遊歩道。途中に咲く四季の花々を眺めながらの散策が心地よい。特に「夕日と風が見えるん台」から望む夕日は感動的!地球の丸さも実感することができる。旅のシメに訪れたいスポットだ。

【写真を見る】恋人の聖地に指定され、日本の夕陽百選に選ばれている「夕日と風が見えるん台」


御前崎は、絶品のクエ料理を中心に1日中楽しめるスポット。名古屋ICから車で約120分で行けるので、家族や友達同士で誘いあって出かけよう!

東海ウォーカー編集部

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