2018年7月1日(日)~9月30日(日)の期間、茨城県日立市十王町でウミウ捕獲場を一般公開している。ウミウとは、北日本や九州北部の島の岩場で繁殖、冬は全国の海上や海岸の岩場で見られるカワウに似た鳥であり、アユなどを獲る漁法のひとつ、鵜飼漁に使われる鳥でもある。
日立市十王町は、全国唯一のウミウの供給地であり、捕獲場としても機能している。鵜飼は、長良川など全国12カ所で行われており、十王町は9県11カ所にウミウを供給している、重要な捕獲場があるとあって有名だ。
公開は、捕獲に支障のない7月から9月と1月から3月の年に2回行われている。実際に捕獲するところは観ることができないが、 捕獲者から直接ウミウの生態や捕獲方法について話を聞くことができる。古典漁法を今に伝える観光及び文化・宗教的行事としての鵜飼の重要な役割を果たしている、日立市十王町のウミウ捕獲場。ぜひ、その文化に触れに家族で出かけてみよう!
ウォーカープラス編集部