静岡県磐田市で天下の奇祭「見付天神裸祭」開催

東京ウォーカー(全国版)

天下の奇祭と称される矢奈比賣神社(静岡県磐田市)の「見付天神裸祭」が、9月9日(日)~16日(日)の8日間に渡り開催される。

国の重要無形民俗文化財にも指定されている伝統的な祭りで、その起源は、花園天皇の正和年間より始まったと伝えられ、毎年旧暦の8月10日にあわせて斎行される。

祭りに参加する氏子の心身を清めるための行事「浜垢離」


8日間にわたるお祭りでは、9日の祭事始から始まり、御斯葉下ろし、浜垢離、御池の清祓い、例祭、裸祭、還御と五穀豊穣を祈る祭りが繰り広げられる。

【写真を見る】拝殿で行われる激しい鬼踊り


もっとも盛り上がる例大祭では、裸に新ワラで作った腰蓑をつけた男たちの全28の祭組が、4つの集団を形成し、街道を練り歩いた後、順次拝殿に集結する。オイショ、オイショという掛け声の中、拝殿の中で激しく乱舞する鬼踊りが繰り広げられる。

大祭二日目の還御巡行の御輿


「見付天神裸祭」に出かけて、激しい男達の熱気を直に感じてこよう。

ウォーカープラス編集部

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