自宅で映画監督気分! 世界初3Dビデオカメラを体感してみた

東京ウォーカー(全国版)

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テレビ、ブルーレイ/DVDレコーダーに続き、いよいよビデオカメラにも“3D時代”が到来する。7月28日、パナソニックが、世界で初めて3D撮影が可能な民生用デジタルビデオカメラを8月下旬に発売すると発表したのだ。自宅で“3D映像”が撮れるという最新デジカムの実力を試すべく、早速記者は撮影に挑戦! 今までの操作とほぼ同じにも関わらず、出来上がった映像はあの“大作映画並み”の映像に、衝撃を受けた。

今回記者が試したのは、高画質デジタルハイビジョンビデオカメラの新製品「HDC-TM750/TM650」に3D専用レンズを取り付けたもの。一体どんな景色が撮れるのかと、ワクワクしながら、実際にモデルが演じる公園での日常的なひとコマを撮影してみるのだが、なぜか液晶画面には2Dで“普通にブランコに乗るモデルの姿”が…。もっと「3Dを撮影している」感を想像していた記者は、正直拍子抜け。

ところがその後、撮影したカメラのSDカードを「3Dビエラ」に差し込むと、今までの映像はどこへやら。先ほど撮った映像内のブランコが、画面の外に“ブワッ”と飛び出してくるではないか!  画面の手前に映っていた木も飛び出して見えるため、テレビの前に置かれた観葉植物のよう。シャボン玉に至っては、フワフワと目の前に飛んでくるため、思わず手を前に出してつかもうとする(!)人も出るほど。結果、ビデオの操作はいつも通りだったにも関わらず、『アバター』のような自作3D映像が撮れてしまったのだ。

こんなに簡単に3D映像を撮れる秘密は、人と同じ“2つのレンズ(目)”を持っていること。人の目は左右異なる映像を見ており、この視差が「立体感」や「飛び出し感」を生んでいるのだが、今回の3Dビデオカメラにも、並んだ2つのレンズを搭載。限りなく人の目に近づけたことで、迫力ある3D映像が撮影できるという。

しかも注目すべきは“3D”だけではない。「色」や「立体感」も今までのビデオカメラよりかなりクッキリ&鮮明に仕上がっている。「植物の緑色や黄色い花が鮮やかに浮き出て見えるのは、“3MOSセンサー”という機能のためです。“3MOSセンサー”が付いたことで、色の再現性が高くなったことは間違いありませんね」と説明員の男性も満面の笑み。しかも、カメラ本体自体が手の平に収まるほどの大きさ(幅62mm・高さ66mm・奥行き136mm)で、レンズ(幅78mm・高さ59mm・奥行き97mm)を足しても、手持ちのバッグにすっぽり入る“小型っぷり”。手軽に持ち運べるサイズというのも大きな魅力のようだ。

今までは遊園地のアトラクションや大型映画でしか体験できなかった、エンターテインメント性あふれるこの3D映像を、家庭でも気軽に味わうことができる「HDC-TM750/TM650」(本体・オープン価格:16万円前後/13万円前後)と、3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」(別売りレンズ・オープン価格:3万8000円前後)。同社は、「HDC-TM750」「HDC-TM650」の月の売上台数の見込みを、それぞれ約1600台・約4000台としている。「見る」3Dテレビと「残す」3Dブルーレイ/DVDレコーダー、「撮る」3Dムービーがそろう8月、映画監督になった気分で、その手で“大作”を生んでみては? 【東京ウォーカー】

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