姫路の見どころは姫路城だけじゃない！ 高度経済成長期に開催された姫路大博覧会の建築物が立ち並ぶ手柄山中央公園や、老舗喫茶、古くからある動物園などレトロなスポットがいっぱい。江戸時代の情緒と昭和の風情が融合する城下町を旅すれば、歴史の移り変わりを体感できるはず。＜※情報は関西ウォーカー(2018年9月11日発売号)より＞
手柄山中央公園/手柄山交流ステーション
1966(昭和41)年に開催された姫路大博覧会の跡地に整備された公園。園内にはかつてのパビリオンなどが一部残っていて、散策するだけでレトロな気分に浸れる。モノレールの駅を改築した手柄山交流ステーションも必見だ。
昭和40年代に運行されたモノレール車両を運行当時の資料などと共に展示。
■手柄山中央公園/手柄山交流ステーション＜住所：兵庫県姫路市西延末手柄山440 電話：079-299-2500(手柄山交流ステーション) 時間：入園は24時間、手柄山交流ステーションは9:00～17:00 ※施設により異なる 休み：なし、手柄山交流ステーションは火曜(祝日の場合翌日) ※施設により異なる 料金：入園、手柄山交流ステーション入館無料 ※施設により異なる アクセス：山陽電鉄本線手柄駅より徒歩10分＞
灘菊酒造
1910(明治43)年創業の酒蔵。敷地内には兵庫県産の米を中心に使用したこだわりの日本酒を購入できる直売所のほかレストランも併設。旬の素材に酒蔵ならではの塩こうじや酒かすなどを取り入れた豪華なランチを堪能しよう。
「創業時に建てられた、明治時代の木造蔵は無料で見学できます。中では現在の酒造りを写真やパネルで展示していますので、食後などにでも、ごゆっくりとご見学ください」社長の川石雅也さん
■灘菊酒造＜住所：兵庫県姫路市手柄1-121 電話：079-285-3111、レストラン079-224-0707 時間：10:00～18:00、レストラン前蔵は11:30～14:00(LO13:30)、17:00～21:00(LO19:30) ※夜は前日までに要予約 休み：なし、レストラン前蔵は火曜、日曜の夜 席数：46席(禁煙) アクセス：山陽電鉄本線手柄駅より徒歩5分＞
茶房大陸 本店
創業は1947(昭和22)年と71年続く、現在でも営業を続ける店では姫路最古という喫茶店。名物の「アーモンドバターブッセ」や「姫路おでんケーキ」は必食の旨さ。50年前から定番の焼きミートスパ(650円)をはじめ、ランチメニューも豊富！
「姫路名物のアーモンドバターをスイーツにアレンジしたブッセは大人気です！ テイクアウトOKなので、姫路おでんケーキと合わせておみやげにぜひ購入してみてください」スタッフの久保万亀子さん
■茶房大陸 本店＜住所：兵庫県姫路市綿町89(御幸通商店街) 電話：079-222-0071 時間：7:30～17:00(LO16:30) 休み：なし 席数：42席(喫煙可) アクセス：JR、山陽電鉄本線姫路駅より徒歩8分＞
姫路市立動物園
世界遺産の姫路城に隣接する動物園。入園料は200円という安さなうえ、園内はどこか懐かしさを感じさせるアットホームな雰囲気ながら、約100種400点もの動物を見ることができる。レトロな遊具が並ぶミニ遊園地もあり。
大型動物のほか、ヒツジなどにタッチできるふれあい広場(10:30～、13:30～)も
■姫路市立動物園＜住所：兵庫県姫路市本町68 電話：079-284-3636 時間9:00～17:00(最終入園16:30) 休み：なし 料金：入園料大人200円 アクセス：JR、山陽電鉄本線姫路駅より徒歩15分＞
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園
発掘調査で確認された武家屋敷跡などの遺構を生かした池泉回遊式の日本庭園。園内は9つの庭園群から成り、姫路城を借景とした見事な景観が広がる。第15代裏千家家元の設計・監修による茶室「双樹庵」では、抹茶も味わえる。
池の北側にカメを、南側にはツルをイメージした岩島を配した築山池泉の庭。
双樹庵(電話：079-289-4121)では抹茶と生菓子を(500円)で楽しめる。
■姫路城西御屋敷跡庭園 好古園＜住所：兵庫県姫路市本町68 電話：079-289-4120 時間：9:00～17:00(最終入園16:30) ※季節により変更あり、双樹庵は10:00～16:00(最終受付15:40) 休み：なし 料金：入園料(300円) アクセス：JR、山陽電鉄本線姫路駅より徒歩15分＞
関西ウォーカー編集部