2010年1月に出版され、大人気となった「体脂肪計タニタの社員食堂~500kcalのまんぷく定食~」。累計436万部を売る大ヒット本となったタニタの社員食堂が、1月11日(水)に“社外食堂”として丸の内にオープンする。
この食堂、レシピ本読者からの「社員食堂に一般の人も入れるようにして欲しい」「実際に食事をしてみたい」という声があまりに多く寄せられたため、オープンに踏み切られたもの。体脂肪計・体組成計メーカーとして名高いタニタだけに、そのメニューにもこだわりがいっぱいだ。
たとえば写真の日替わり定食(800円)は、主菜・鶏肉とピーナッツの炒め物に厚揚げの千草焼きとほうれん草とえのき茸の明太子和えという副菜2品、めかぶのすまし汁とご飯が付いて何と591kcalというヘルシーさ。ヘルシーなだけでなく、塩分を3.0g前後に抑える、1食に150~250gの野菜をメニューに加えるなど、栄養面もバッチリだ。
また、“健康”をテーマに掲げる同食堂ならではの面白い試みも。自分で量ることで、何をどのくらい食べているかを把握し、健康への関心を高めてもらいたいとの心から、2本の“目安線”が入った茶碗を導入。その茶碗に自分でご飯をよそうことで、量の調節ができる仕組みだ。下の目安線は100gで約160kcal摂取となり、上の目安線は150gで約240kcal摂取となる。
メニューは、写真の日替わり定食と週替わり定食(900円)の2種類のみ。店内にはカウンセリングルームを設け、管理栄養士が一人、一人に合った食事や運動のアドバイスをしてくれる。飲食した人は無料で相談ができるので、手軽に健康面の悩みを解決できるのが嬉しいポイントだ。
空前のヒットとなった大人気本のリアル食堂。あまりにも注目度が高いので、オープン当初は整理券を配布する可能性が高いという。お正月太りを解消したい人や、話題のメニューをいち早く食べたい人は、是非早めの時間に行ってみて!【詳細は東京ウォーカー1月6日発売号に掲載】