9月14日公開の映画「3D彼女 リアルガール」の特別試写会が、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で開催され、中条あやみさんが佐野勇斗さんと共に登壇。
本作は「月刊デザート」で連載された那波マオさんの同名コミックを実写化した作品。2次元を愛するオタクの“つっつん”こと筒井光(佐野)が、学校一の超絶美少女・五十嵐色葉(中条)から突然告白されるところから物語は始まる。笑いあり、涙ありのラブコメディに仕上がっている。ほかに、清水尋也さん、恒松祐理里さん、上白石萌歌さん、ゆうたろうさんらが出演。
作品の見どころについて、中条さんは「全部ですが、特に観て欲しいのは6人全員が集まっているキャンプのシーンですね。1日目は台風で撮影ができなかったのですが、2日目は奇跡的に晴れて、楽しく撮影できました。バギーに乗るシーンがあって、みんなで『私にも貸して!』って言って順番に乗り合いっこしていたという楽しい思い出があったり。山の中に馬がいて、馬に触ってみんなで写真を撮ったりした思い出のあるシーンです」と答えた。
この日は、主演の二人の他に、主題歌「Bedtime Story」を担当した西野カナさんも登場。生歌を披露した後、「(曲を)作る前に観させてもらいました。全部で3回観たんですけど、3回とも号泣しました。キュンキュンして、人を好きになるってステキやなと思わせてくれる映画でした。どちらの役の気持ちも共感できたので、それを描きたいと思い、珍しく女心だけじゃなく、第三者の視点で書いた曲です」と、この曲を作った時のエピソードを聞かせてくれた。
生歌を聴いた佐野さんと中条さん。佐野さんは「カナやん、最高!」と興奮を隠しきれない様子。中条さんも「撮影中のいろんな思い出とか、感情とかを思い出しました。歌わなくても可愛いのに、なんで歌っても可愛いんですか?」と感激した気持ちを西野さんに伝えた。
映画「3D彼女 リアルガール」は9月14日(金)公開。
取材・文/田中隆信
ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一