高知県香南市の絵金蔵で11月4日(日)まで、「いきもの展 天高く馬肥ゆる秋」が開催されている。
「絵金」の愛称で親しまれる浮世絵師・弘瀬金蔵の描いた様々な“いきもの”。生活に密接していた動物や田畑に隠れる小さな虫までその姿を写しとっている。
今回は日々の暮らしに必要不可欠であった馬に着目して紹介し、前期は絵金が描いた馬に関する白描、後期(10/10~)は絵金の兄弟子・前村洞泉筆の屏風絵「郭子儀図」を展示。
担当者は「白い和紙に墨のみで描かれたいきものたちは、少ない筆数にも関わらず生命力が感じられ、いきいきとしています。今回展示している馬たちが描かれた作品から、絵金のみた当時の命の姿を感じて下さい」と、作品の楽しみ方を話す。
絵金の世界に浸って芸術の秋を満喫できる高知県絵金蔵に出かけよう。
ウォーカープラス編集部