夕闇に映える山車の提灯・長野県北安曇郡で「池田八幡神社例大祭」開催

東京ウォーカー(全国版)

安曇野のほぼ中央に位置する池田町の池田八幡神社(長野県北安曇郡)で、9月23日(日)、24日(月)の2日間「秋の例大祭」が開催される。

池田八幡神社は360年の歴史がある町区の氏神様で、秋の例大祭の宵祭りには町内8台の絢爛豪華な舞台が町を練り歩き、本祭りは2艘の船が町内を駆け回る。

日が沈み舞台(山車)の提灯が綺麗に並ぶ


23日の宵祭りでは、舞台と呼ばれる山車が、それぞれの旧町内ごとに太鼓や笛などによるお囃子を奏でながら曳き回す。8台の舞台の練り歩きは、長野県内でも3本の指に入る規模で、夕暮れに提灯に灯りがともると賑わいが最高潮に達し、幻想的な祭りに人々が酔いしれる。また、社殿にて浦安の舞の奉納、神社境内にて奉納相撲などが執り行われる。

【写真を見る】舞台(山車)ごとに異なるお囃子が楽しめる


24日の本祭りでは、2艘の舟を曳いて町内を巡りながら池田八幡神社へと向かう。舟を曳いて町内を巡ることで、神様をお迎えし、さまざまな「悪」を追い払い、日々の豊かな暮らしを祈る。そのため、神社に向かう道中に福祉施設や町の施設などにも回り、祭りの時間をたくさんの人と分かち合う。

町内を練り歩いた後、神社に勢ぞろいした舞台(山車)


壮大な舞台や曳舟を見に、北アルプスの雄大な山容を一望できる池田町に出かけよう。

ウォーカープラス編集部

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