一般社団法人 東大阪ツーリズム振興機構(東大阪市)主催「ひがしおおさか体感まち博 2018プレ」の記者会見が9月19日(水)、東大阪市役所(東大阪市荒本北)で開かれた。
「ひがしおおさか体感まち博 2018プレ」は、2019年ラグビーワールドカップに合わせて開催される「ひがし大阪体感まち博」のプレイベント。東大阪市内全域を博覧会場に見立て、街の人々がその魅力を発信する観光イベントで、10月13日(土)から11月25日(日)まで開催され、ラグビーワールドカップに来場する国内外の観光客に、ラグビー観戦だけではなく、東大阪の魅力を体験してもらうことを目的としている。
今回のプレイベントでは、グルメ、歴史・文化・伝統、ものづくり、スポーツアクティビティの4つのジャンル、71種類もの体験プログラムを用意した。
会見には、主催の一般社団法人 東大阪ツーリズム振興機構 代表理事 清水洋一郎氏をはじめ、近鉄ライナーズ アンバサダー タウファ統悦氏、週刊ひがしおおさか 前田寛文氏、虹紙製作所 和田英男氏、和田静奈氏、株式会社 庫内 紙TO和 林 美和子氏、菓匠庵白穂 新澤貴之氏など、まち博プログラムの案内人もそろった。
東大阪ツーリズム振興機構の清水氏は「全国で体験まち博がひとつの流れになっている、ツアーではなく、ひとり旅の海外旅行者も増えてきて、旅行の形も変わってきている。こういうこと(まち博)は町自体に魅力がないとできないこと。体験型を重視する世界的な大きな流れに乗りたい。まち博をこれからも毎年、春夏秋冬に開催したい。」と語った。
プログラムの案内人の意気込みとして、ラグビーチーム 近鉄ライナーズ アンバサダーのタウファ氏は「4年に一度のワールドカップに向かって東大阪でも、もっとラグビーを盛り上げていきたい。」と語った。ラグビー体験などでプログラムに参加する、週刊ひがしおおさか 前田氏は「このプログラムを通して、タウファさんが有名になって東大阪の町を歩けないくらいにしたい。そこに若手も絡んでいってほしい。」と語った。
初心者向けのレザークラフトショップの案内人、虹紙製作所 和田氏は「レザークラフトのワークショップは、関東方面などへの出張が多く、あまり地元で活動できていない。今回のまち博が地元のお客様との交流のきっかけになれば。」とし、妻の静奈さんは「オリジナルの木の道具は扱いが簡単で、子どもや初心者でも使いやすい。木の道具と皮を組み合わせたワークショップが、地元でできるのはありがたい。」と語った。
独自のワークショップだけではなく、お互いの商品を組み合わせた和菓子づくり&和紙の紙漉き体験の案内人、株式会社 庫内 紙TO和 林氏と菓匠庵白穂 新澤氏。林氏は「デジタル化による紙離れで紙を使う人が少なくなっている。ワークショップでアナログの良さを知ってもらえたら。まち博とワールドカップを起爆剤として、もっと東大阪を知ってほしい。」とした。
新澤氏は「(まち博によって)東大阪にたくさんの方に来ていただき、和菓子のことももっと知ってもらいたい。ワールドカップはアピールのチャンス、チーム東大阪として最大限に利用していきたい。」と語った。
最後に、なにわの名工にも選ばれている新澤氏が和菓子作りを実演。煉切(ねりきり)で東大阪市のキャラクタートライくんを作る過程を記者たちに披露した。
フォトセッションにはトライくんも登場。みんなでまち博をアピールした。イベントに参加するには事前の申し込みが必要。詳細は公式ホームページを確認のこと。
■「ひがしおおさか体感まち博 2018」イベントDATA
期間:10月13日(土)〜11月25日(日) 会場:東大阪市内全域(プログラムにより異なる)
料金:プログラムにより異なる 申し込み:9月20日(木)〜公式サイトにて受付
問い合わせ:06-4309-8083(平日 9:30〜17:00) URL:https://www.higashiosakatourism.com/machihaku/
二木繁美