「真鯛らーめん 麺魚」の待望のセカンドブランドがオープン。場所は「麺魚」の旧店舗で、今度は鴨100%スープの“鴨と水”をテーマに掲げる。
トレンドの”鶏と水”の流れをくむ”鴨と水”!
鴨中華そば(塩)のスープに芳醇な香りとコクをもたらすのが仕上げ油。鴨油に加え、フォアグラオイルも使っている。「鴨中華そば(塩)雑炊セット」(1050円)のご飯にも鴨チャーシューがのっているのがうれしい。
用いるのは独自のルートで仕入れる合鴨の丸鶏のみ。それを手作業で1羽ずつさばいている。チャーシューに使うムネ肉(ロース)とモモ肉を丁寧に包丁で切り離し、残りはすべてスープに。その量が半端ではなく、水100Lに対して80kgもの鴨を贅沢に使用。それを中火で6時間半かけてじっくりと煮込む。こうしてでき上がったスープは70Lにまで煮詰まっていて、鴨の肉や骨から旨味がぎっしりと溶け出している。
看板メニューは「鴨中華そば(塩)」(850円)。味付けはドイツ産の2種の岩塩だけで、鴨スープの旨味をダイレクトに実感できる。
「鴨中華つけそば(醤油)」(900円)の油ダレはたまり醤油がベースで、日本酒で甘味もプラス。フォアグラオイルで焼いたネギが香ばしく、食欲を誘う。やや平打ちの太麺は多加水で喉越しがよい
また、「フォアグラ油そば」(850円)も見逃せない。中細ストレート麺に、醤油と塩の合わせダレ、鴨油、そしてフォアグラオイルを絡めて味わう。具にはフォアグラのソテーを贅沢にトッピング。
魅惑のメニューをそろえ、本家ブランド同様、オープン直後から早くも行列店に。さらに「まだ具体的な場所や詳細は明かせませんが、19年3月にやはり錦糸町で3号店をオープンする予定です」と店主の橋本友則さん。まだまだ加速する「麺魚」&「満鶏軒」グループから今後も目が離せない!
■満鶏軒<住所:墨田区江東橋2-5-3 井上ビル1F 電話:03-6659-9619 時間:11:00~21:00(LO) 休み:なし 席数:8席(カウンターのみ) タバコ:禁煙 駐車場:なし>
ラーメンWalker編集部