昔ながらの中華そばは麺に秘密あり!「灯花」グループ新ブランド

東京ウォーカー(全国版)

「鯛塩そば 灯花」をはじめ、東京と神奈川で4店舗を展開する「灯花」グループの最新ブランドが、曙橋に登場した。

製麺所と共同開発したオリジナル麺が主役!


オリジナル麺が主役の「手もみ中華そば」(780円)


「吟醸煮干灯花紅猿」(閉店)をリニューアルする形でオープン


看板メニューの「手もみ中華そば」(780円)はスープとよく絡む多加水麺でプルプルとした食感がたまらない。塩分濃度を抑えたスープは、さらに甘味のあるタマネギとリンゴの油を合わせることで優しい味わいに。

店主の川瀬さん。「飲んだあとのシメにもおすすめです」


カウンター5席のみの小さな店


今回クローズアップしたのは麺。「以前から多加水麺を使ったラーメンを作りたく、製麺所と共同開発してきました。そんななか、味、食感とも理想の麺ができたので、それを生かしたメニューを考案しました」と店主の川瀬裕也さん。

【写真を見る】手の甲で押すようにもむことできしめんのような幅広の平打ちに


鶏ガラとモミジに魚介と多めの野菜を合わせたスープを使用


それが手もみ中華そば。主役となる麺は極太平打ちで加水率が42%と高め。スープとよく絡み、モッチリで柔らかな食感が特徴だ。この麺をさらにおいしくするのが“手もみ”。茹でる直前に、丹念にもむことで表面がデコボコになり、太さや厚みが異なるいろいろな食感が楽しめる。スープはあっさり鶏清湯(チンタン)。タマネギやニンジン、生姜などを多く入れて野菜の甘味を出し、醤油ダレも塩分濃度を抑えてまろやかな味わいに。

手もみ麺の旨さをより実感できる「手もみ油そば」(750円)


スープがない分、手もみ麺の旨さをより実感できる「手もみ油そば」(750円)もおすすめ。黒胡椒とソウダ節の魚粉を効かせたジャンクな油そば。卓上の酢、ラー油、カレー粉で味変を楽しむのもよし。

■手もみ中華そば 麦むぎの花<住所:新宿区荒木町8-3 プチ藤ビル1F 電話:03-5379-0241 時間:11:30~22:00(各LO) 休み:なし 席数:5席(カウンターのみ) タバコ:禁煙 駐車場:なし>

ラーメンWalker編集部

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