肉のプロフェッショナルがラーメン界に参入!「麺GARAGE 肉ヲ見ル」

東京ウォーカー(全国版)

客の前で肉を切り分ける演出も専門店ならでは


スープに牛ランプの塊肉を使った「特濃混合魚介ラーメン」(800円)


「特濃混合魚介ラーメン」(800円)の切りたての肉「ポルコ」は香ばしく、ジューシー。ラーメン用の麺はオーション(強力粉)100%。ゴワゴワと力強い歯応えで、濃厚スープに負けないインパクトを放つ。

入口の横はガラス窓の製麺スペースで、営業時間外に作業風景が見られることも


店名からも想像できるように、肉が主役。しかもその肉がただ者ではない。ブラジルのバーベキュー料理・シュラスコがドーンと鎮座するのだ。実はこちら、三軒茶屋で2店舗を展開しているシュラスコ料理専門店「ブラジリアン食堂 BANCHO」が手がけている。

【写真を見る】秘伝のタレをたっぷりかけ、専用機で焼く「ポルコ」本場のスタイルと同様に、肉は切りたてをサーブ


用いるのは「ポルコ」と呼ばれる豚バラ。それを自家製ダレで味付けし、店内の専用機でカリカリになるまで焼き上げている。常に熱々でこってり&ジューシー。肉質柔らかで舌の上で脂がとろけていく。その提供方法も楽しい。通常のラーメンには5枚の肉がのるが、最初から入っている煮豚1枚以外は、ラーメンをサーブしたあとに串に刺した塊肉をスタッフが目の前で切り分けてくれる。

オーナー自らが「大和製麺所」のラーメン学校で学んだ自家製麺も自慢


平打ちストレート麺を使った「お替り麺・変えそば」(200円)もぜひ


もちろん肉以外も本格派。麺は自家製でメニューによって4種を使い分けている。また、看板メニューの特濃混合魚介ラーメンのスープには、シュラスコの人気部位でもある牛ランプの塊肉を使用。その甘味を鶏・豚・魚介の濃厚スープに重ね、独自の味を作り上げた。

夜限定メニューの「淡麗煮干ラーメン」(800円)


弱火で炊いた鶏清湯(チンタン)とアゴ、カタクチイワシ、ウルメの3種の煮干しと真昆布の魚介ダシをブレンドした、あっさりダブルスープの「淡麗煮干ラーメン」(800円)は夜限定のおすすめメニュー。

店内はL字型のカウンターが中心


オーナーの佐藤拓さん(左)と店長の上松大造さん(右)


「ラーメン店をやるからには中途半端なものは作りたくない」というオーナーの佐藤拓さんの“本気”が随所に詰まっている。

■麺GARAGE 肉ヲ見ル<住所:世田谷区三軒茶屋1-32-6 豊栄ビル1F 電話:080-4328-4761 時間:11:00~15:00(LO14:30)※月~土18:00~22:30(LO22:00)は「麺酒場 肉ト呑ム」として営業 休み:不定 席数:16席(カウンター12、テーブル4) タバコ:喫煙可 駐車場:なし>

ラーメンWalker編集部

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