いまや全国区の知名度を誇る、北海道砂川市に本店を構える菓子メーカー「北菓楼(きたかろう)」。その札幌で2軒めの路面店となる「KITAKARO L(キタカロウ エル)」が2018年4月、北海道立近代美術館の向かいにオープンしました。ここでしか買えない限定商品が多数あると聞き、その味をチェックしに行ってきました!
ちなみに「L(エル)」とは「LABO(=研究室)」から来ているそうです。研究所と聞くと、アニヲタの私は最終兵器を開発する秘密の基地的な場所をつい連想してしまうのですが、店舗は大きな窓が印象的なとっても明るい雰囲気。清潔感と開放感にあふれています。
こちらで開発されているのは新作のスイーツ。北菓楼のDNAは守りつつも、新たな世界観に立った商品の開発に取り組んでいるんです。現在、商品化され店頭で販売されているのは計9種類。どれも北菓楼の他の店舗では味わえない、ココだけの味です。それでは、そんな限定商品を一つずつチェックしていきましょう。
北菓楼の人気スイーツがさらに進化!「L(エル)キャラメルアップルパイ」
限定商品のトップバッターは「L(エル)キャラメルアップルパイ」。新千歳空港など一部店舗で販売している人気の「アップルパイ」をアレンジしたものです。サクサクのパイ生地の中には、リンゴとキャラメルのペーストがぎっしり詰まっていて、キャラメルの濃厚な甘みとリンゴのほのかな甘酸っぱさとの相性が抜群です。こちらは店舗内で焼いているそうで、キャラメルの香ばしい香りが店内に広がります。この香りを嗅いだら、鉄の意志が無いとつい買っちゃいますね。
2種のチーズを使ったクリームがたっぷり「L(エル)シュークリーム」
「北菓楼と言えばシュークリーム!」というイメージの方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。ちゃーんと店舗限定シュークリームも用意しています。それがこの「L(エル)シュークリーム」。上はカリっとした食感のビスキー生地、下はサクっとしたパイ生地を使用。クリームチーズを加えた生クリームと、カッテージチーズ入りのカスタード、2種類のクリームが2層になってぎっしり入っております。香ばしい生地とチーズの風味たっぷりのクリームとの相性はまさに神! とってもぜい沢な味わいを楽しめます。
生ジャムの酸味とヨーグルトのコクとの相性が抜群な「L(エル)生ジャムヨーグルト」
北海道産牛乳と生クリームを使ったコクのある甘さのクリーミーなヨーグルトに、3種のベリーを使ったジャムをトッピング。ブルーベリー、イチゴ、フランボワーズを加熱せずに作ったジャムは、さながらフルーツソースのようなフレッシュな風味と食感で、まろやかなヨーグルトと絶妙なハーモニーを醸し出しています。中ジョッキサイズで飲みたくなるおいしさ!
カカオをぜい沢に使った大人チョコレート「L(エル)タブチョコ」
濃厚な味わいとまろやかな口溶けを追求した「KITAKARO L」自慢のチョコレートです。酸味と苦味のビターな味わいを楽しめる「スイート」、ミルクが先立ち過ぎず、カカオとのバランスも絶妙な「ミルク」など4種類のテイストを用意。ひと口サイズなので、仕事の途中のエナジーチャージにももってこいです。
しっとり食感のチョコ好きのためのドーナツ「L(エル)チョコドーナツ」
ベルギー産のチョコレートを生地に練り込み、しっとりと焼き上げたドーナツを、さらにビターなチョコレートでコーティングしたリッチな味わいのチョコレートドーナツです。深い余韻を残す豊かなチョコの味わいが魅力で、大切な人へのプレゼントや自分へのご褒美に買いたくなる一品です。
口の中に広がるチーズの風味がたまらない「L(エル)チーズケーキ」
フランス産のクリームチーズをたっぷりと使ったニューヨークスタイルのチーズケーキがこちら。クリームチーズと生クリームを使ったしっとりケーキが重ねてあり、ひと口食べると濃厚なチーズの味わいが口の中いっぱいに広がります。チーズ好きにおすすめ!
カカオをたっぷりと使用したリッチな味わい「L(エル)チョコブラウニー」
ガーナ産カカオをぜい沢に使った大人のスイーツ。濃厚なブラウニー生地にとろけるコク深いガナッシュを重ね、口溶けの良いビターなチョコレートでコーティング。ひと口ごとに広がる豊かなチョコの味わいが絶品です。洋酒のお供にもいいかも。
アーモンドの香ばしさがクセになる「L(エル)アマンドショコラ」
香ばしくローストしたアーモンドをキャラメリゼ。口溶けの良いチョコレートとビターなココアパウダーでていねいにコーティングしたスイーツです。カリっとした食感の後に来る、アーモンドの香ばしさとチョコのまろやかな甘さとのコンビネーションが最高!
ほのかな酸味がアクセントのクランチチョコ「L(エル)クランチチョコレート」
オーツ麦ととうもろこしに、ドライいちごとクランベリーを混ぜてチョコレートでコーティングしたクランチチョコレート。香ばしくサクサクとした食感の中に、口の中に広がるさわやかな甘酸っぱさがいいアクセントになっています。
試食やイートインコーナーもあり、美術館帰りに寄るのにもぴったり!
ここまで一気に紹介してきた「KITAKARO L(キタカロウ エル)」の限定商品。このほかにも、北菓楼の人気商品や定番商品がズラリとそろっているのでおみやげ選びにも最適です。店内には試食も豊富に用意されているので、じっくり吟味して好みの品を選ぶことができます。イートイン用のベンチも用意されているので、焼き立てのアップルパイや人気のソフトクリームを店内で食べていくこともできます。北海道立近代美術館に足を運んだ際には、ちょっぴり立ち寄ってみてはいかがでしょう?
KITAKARO L(キタカロウ エル) ■住所:札幌市中央区北1西17-1-1 ■電話:011・555・3737 ■時間:10:00~19:00 ■休み:元旦 ■座席:10席(禁煙)
菅原雄一