アツアツのシチューとセットになるのは、カウンターからセルフで選ぶ小鉢2種とネギが入った玉子焼き。味がブレないようにブレンドしたご飯と一緒に味わえる。<※情報は関西ウォーカー(2018年9月25日発売号)より>
地元ファンに愛される優しい味わいのシチュー
【ファンの声】「素材のおいしさを引き出しているシチューは胃に染みてくるおいしさ。小鉢の種類が多くて選べるので毎日食べても飽きないですね。」(大阪市、30代男性)
天六の歴史ある名物食堂が昭和のシチューを今に伝える
「創業は昭和20年ごろかなぁ、ここはのれん分けで、多い時は大阪にかね又ののれんを掲げた店が20軒ほどあったんちゃうかなぁ」とは、店主の澤井さん。
どのかね又でも名物だったのがシチュー。誰もが想像するホワイトでもビーフでもないスタイルのシチューで具材は牛バラ、タマネギ、ジャガイモの3種しかない。とろみは一切なくポトフやボルシチに近い味わい。「ロシアの船員さんに教わったという説が濃厚やけど、もう知っている人もいないわ(笑)」と、澤井さん。
ほんのり塩味のシンプルな味わいが、タマネギの甘味や牛の旨味をしっかり引き立てる。食材がたっぷり入っているので食べ応えも十分。山椒をかけるとさらに深い味わいになる。
■定食DATA<提供時間:下記営業時間内 おかわり:有料(小170円〜大200円) ほか定食メニュー:日替り定食(700円)>
■かね又<住所:大阪府大阪市北区黒崎町12-15 電話:06-6373-0324 時間:9:00~17:00 ※売切れ次第終了 休み:日祝 席数:13席 タバコ:喫煙可 駐車場:なし アクセス:阪急、地下鉄天神橋筋六丁目駅より徒歩3分>
関西ウォーカー編集部