紅白にも出場した人気プロレスラーが引退!名古屋「愛プロレス博2018」に懸ける思いとは!?

東海ウォーカー

2004年のNHK紅白歌合戦に出場した経歴を持ち、音楽家だけではなく、プロレスラーや農家としての顔を持つ「nobodyknows+」のノリ・ダ・ファンキーシビレサス。そんな彼のプロレスラー引退イベント「愛プロレス博2018~紡(つむ)ぐ」が2018年10月19日(金)に「クラブ ダイアモンドホール」(名古屋市中区)で開催される。

プロレスラーとしても活躍するnobodyknows+のノリ・ダ・ファンキーシビレサス。この秋、約8年のプロレス人生に幕をおろす


ノリ・ダ・ファンキーシビレサスはもともとプロレス好きで、名古屋・今池商店街で行われた興行でのゲスト出演をきっかけに、2010年にレスラーとしてデビュー。「今池プロレス」に所属し、数多くの試合に参戦してきた。引退イベントのサブタイトルである“紡ぐ”という言葉には、リングを通じて、8年間のレスラー人生を過ごした彼の生きざまを、レスラー仲間やファンに届けたいというメッセージが込められている。

「全力でハデに散って終わらせたい!」


名古屋市中区にあるリング常設型スポーツバー「スポルティーバアリーナ」では、毎週水曜に「水曜カレープロレス(仮)」として、カレーライスを味わいながら、プロレスの生観戦が楽しめるイベントを開催。9月26日(水)のイベントに取材班も訪れ、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスの試合を観戦してきた。

9月26日(水)の「水曜カレープロレス(仮)」で入場するノリ・ダ・ファンキーシビレサス


ノリ・ダ・ファンキーシビレサス(写真左)と岩本煌史選手(同右)の注目の一戦を見るために多くのファンが駆け付けた


当日の対戦相手は第48代 世界ジュニアヘビー級王座の実績を持ち、「全日本プロレス」に所属する岩本煌史(いわもとこうじ)選手。もともと「スポルティーバエンターテイメント」に所属し、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスとは名古屋のプロレス興行を一緒に盛り上げてきた先輩・後輩の関係にあたる。この対戦カードは「引退する前にノリさんと試合がしたい」という岩本選手の申し出から実現し、当日は多くのファンが両者の試合を見届けた。約20分間の激闘の末、片エビ固めで勝利を収めた岩本選手だったが、試合後のマイクパフォーマンスでは「引退を控えるレスラーとはとても思えない動きですよ。本当にやりづらい相手だった!」と引退を惜しむ様子が伺えた。

【写真を見る】コブラツイストで岩本選手を追い込むノリ・ダ・ファンキーシビレサス


試合終了後には、「ひどいよ~。昨日一緒に仲良く飲んだのに~、今日こんなにやられるとは思っていなかったよ~」と岩本選手と仲の良さを語るシーンも


そして、試合を終えたノリ・ダ・ファンキーシビレサスにインタビューを敢行。どんな引退試合にしたいかを聞いたところ、「勝つか負けるかよりも、全力を出し切って、ハデに散って引退したい!もちろん、勝てたら最高ですけど」とコメント。また、「プロレスラーとしては10月で見納めですけど、レスラー仲間の試合を見に行くこともあるだろうし、名古屋の街をブラブラしていることもあるので、また会える機会があると思います。その時は声をかけてください」とファンに向けたメッセージを受け取った。

「勝つか負けるかよりも、全力を出し切って、ハデに散って引退したい!」(ノリ・ダ・ファンキーシビレサス)


そんなノリ・ダ・ファンキーシビレサスの引退イベント「愛プロレス博2018~紡ぐ」は10月19日(金)の19:00(開場18:30)から。観戦料はリングサイド席 6000円、指定席A 5000円ほかとなっている(ドリンク代別途500円が必要)。8年間をプロレスに捧げてきた男の最後の一戦はワクワクだけでなく、きっと“熱いもの”を感じさせてくれるに違いない!

淺野倫孝

注目情報