「第2回ミス美しい20代コンテスト」受賞者6名にインタビュー
9月27日、モデルや女優を多数擁する「オスカープロモーション」主催の「第2回ミス美しい20代コンテスト」の受賞者が発表された。10代を対象にしたコンテストとしては「全日本国民的美少女コンテスト」を行ってきたが、「ミス美しい20代コンテスト」は、その名の通り、20代のスターを発掘する目的で16年に第1回が開催された。
河北麻友子さん、田中道子さん、前回のグランプリ受賞者である是永ひとみさん、前回の審査員特別賞を受賞者の宮本茉由さん、奥山かずささんがゲストとして応援に駆けつけた中、授賞式が行われた。見事グランプリを受賞したのは川瀬莉子さん(愛知県出身・21歳)。準グランプリは遠藤菜摘さん(大阪府出身・22歳)、審査員特別賞とmysta賞をW受賞した吉倉菜美さん(静岡県出身・24歳)、審査員特別賞の豊田百佳子さん(大阪府出身・22歳)、モデル賞は都築千穂さん(愛知県出身・22歳)、グラビア賞は鈴木佳奈さん(宮城県出身・22歳)に決定。
授賞式とお披露目会の終了直後、各賞を受賞した6名にインタビューを行い、今の心境と今後の目標などについて聞いた。
グランプリ 川瀬莉子さん
―グランプリ受賞おめでとうございます。
「ありがとうございます。グランプリ受賞が決まった時は『え? 私が?』という感じで、すぐには実感がわいてきませんでした。もちろん、グランプリを受賞したいという気持ちで応募しましたが、『まさか私が』って手が震えていました」
―受賞者お披露目会が終わったいまの気持ちは?
「お披露目会が終わって、『受賞したんだな』と少し実感できるようになりました。朝から緊張していて、名前を呼ばれてウォーキングをしているときもまだ緊張していましたが、『こんな場は一度しかないんだ』と思って、楽しみたいなという気持ちに切り替えたら、少し緊張もやわらいだような気がしました」
―名古屋では1年くらいモデルのお仕事をされていたということですが。
「はい。広告などのモデルをしていました。『東海ウォーカー』にも出させていただいたことがあります」
―今後、どんなお仕事をしていきたいと思っていますか?
「昔からの夢が女優さんになることでした。オードリー・ヘップバーンさんに憧れているので、やっぱり女優さんになりたいです。小学校の卒業式の時に『いろんな役ができる女優になりたい』と発表したので、その言葉通り、いろんな役に挑戦できればいいなと思っています」
準グランプリ 遠藤菜摘さん
―お披露目会が終わりました。
「はい。始まる前はすごく緊張していて、裏で他のみんなと励ましあったりしていました(笑)。今、お披露目会が終わって、ちょっとホッとしていますが、まだ実感がありません」
―これまでにモデルなどの仕事の経験はありましたか?
「はい。大阪で少しだけ読者モデルをしていました。ずっと大阪なので、東京でお仕事ができるというのもすごく楽しみです」
―ご家族の反応はいかがでしたか?
「私は母親が応募してオーディションを受けましたが、母親も私が受かるとは思っていなかったみたいで、『どうしよう?』みたいな反応でした。自分が応募したのに『まさか』っていう感じでしたね(笑)。応募してくれた母親に感謝したいです」
―これからどういうお仕事をしていきたいですか?
「洋服が大好きなので、ファッションに携われるお仕事がしたいです。モデルとしてショーに出演したり、いずれはプロデュースなどもできたらいいなと思っています」
審査員特別賞・mysta賞 吉倉菜美さん
―審査員特別賞とmysta賞のW受賞、おめでとうございます。
「ありがとうございます。受賞したことを聞いた時はうれしい気持ちでいっぱいでしたが、そのあとで『夢みたいだな』と思って、実感が全然わいてこない感じでした。でも今日、お披露目会でたくさんの方が来られていたので少し実感できるようになりました」
―以前から芸能界のお仕事に憧れていたのですか?
「ずっと憧れはありました。でもオーディションに応募したことはなくて、『もっと若い時に受けておけばよかったかな』と思ったりもしましたが、『ミス美しい20代コンテスト』があるというのを知って、『これは応募しないと!』と思って受けました」
―今後、どんなお仕事をしていきたいですか?
「モデルさん、女優さんなど、挑戦してみたいことはたくさんあります。化粧品にも興味があるので、メイク雑誌にも出られたらいいなと思っています」
審査員特別賞 豊田百佳さん
―お披露目会が終わったばかりですが、今の心境は?
「本当に信じられなくて、まだ実感がありません。モデルの経験もなくて、普通にOLをしていましたが、『ミス美しい20代コンテスト』という名前に惹かれて、『20代の私でもチャンスがあるんだ。これはチャレンジするしかない』と思って応募しました。芸能界のお仕事をしたいと思って、初めて応募したオーディションで賞をいただけたので、うれしい気持ちと信じられない気持ちでいっぱいです」
―どういう部分が評価されたと思いますか?
「粘り強さでしょうか(笑)」
―今後、どんなお仕事をしていきたいと思っていますか?
「まずは顔と名前を覚えていただきたいので、コマーシャルやポスターなど、たくさんの方に見て知ってもらえるお仕事ができたらいいなと思っています。あとは、応募したきっかけが『女優さんになりたい』という気持ちだったので、ドラマや映画に出演できる女優さんを目指して頑張りたいと思います」
モデル賞 都築千穂さん
―まずは今の気持ちを聞かせてください。
「お披露目会が終わって、ちょっとだけホッとしました。緊張しましたが、あんなにフラッシュを浴びたり、カメラで撮っていただいたりすることはこれまでなかったので、壇上に出てからはすごく楽しかったです」
―モデル賞ということですが、モデルの経験は?
「ミスコンテストに出場したことはありますが、モデルの経験は全くありません。でも、モデルに憧れる気持ちもありましたので、この賞をいただけてうれしいです」
―趣味が「ミュージカル観劇」で、特技が「ミュージカルの歌を歌うこと」とプロフィールに書かれていますが、舞台のお仕事にも興味がある感じでしょうか。
「母の影響で、小さいころからよくミュージカルを見に連れていってもらいました。ですから、モデルのお仕事を頑張って、テレビや映画にも出られる女優のお仕事もして、ミュージカルなどの舞台女優にも。すごく欲張りですけど(笑)、夢は大きく持ちたいなと思っています」
グラビア賞 鈴木佳奈さん
―グラビア賞を受賞した気持ちは?
「これまで、オーディションのために努力をしてきましたし、『受かりたい』という気持ちを最後まで貫き通すことができたのですごくうれしいです」
―どういう努力をされてきましたか?
「ウォーキングの練習をしたり、食事制限をしたり。気持ちがまだ幼い部分があって、途中で『逃げたいな』とか『やめようかな』とか思ったこともありましたが、有名な方の言葉が載っている本を読んで、『こんな私でも頑張りたい』と、気持ちを切り替えて臨むことができました」
―それが今回の受賞に繋がったわけですね。
「どうしても周りの方と比べてしまいがちですけど、『私は私らしく』と肝に命じて、周りと比較することはやめて、自分を信じてあげようという気持ちでオーディションを受けました。結果、グラビア賞という新しい賞をいただけて、本当にうれしいです」
―今後の目標を聞かせてください。
「グラビア賞をいただきましたので、まずはグラビアで活躍できるように頑張りたいです。グラビアを経験してから女優になられた方もたくさんいらっしゃいますので、私も女優など、いろんなことを経験できるようになりたいなと思っています」
撮影=石塚雅人 取材・文=田中隆信
ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一