帰省ラッシュとUターンラッシュが同時に始まり、多くの休憩ドライバーでにぎわう高速道路のSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)。そんなSAやPAは、ひと息ついたり食事するだけでなく、“地元スイーツ”の宝庫としても有名だ。愛知県小牧市の小牧ICを起点に、岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府を経由し兵庫県西宮市の西宮ICへ至る高速道路「名神高速道路」には、国産栗を使った人気のロールケーキや、ネットで話題の絶品チーズケーキなど、売り切れ必至のスイーツが立ち寄るドライバーの目を楽しませている。
■【養老SA】「新杵堂」の「栗きんとんロール」(2470円)※岐阜県養老郡
「養老SA」では、栗菓子専門店である同店の「栗きんとんロール」が人気。国産栗を100%使用したふわふわロールケーキとして、モンドセレクション2009銀賞の受賞経験もある一流スイーツなのだ。煮込んだ渋皮栗がたっぷり混ざった生地は風味豊かに仕上がっており、ラム酒の香り漂うあっさり生クリームとマッチ! ほど良い甘さの和風ロールケーキなので、さまざまな層にオススメだ。
■【尾張一宮PA】「パブラッタ」の「カスピ海チーズケーキ」(1260円) ※愛知県一宮市
同品は、ネットで話題の絶品スイーツで、高速道路で買えるのはココだけ! カスピ海ヨーグルトとフランスのキリクリームチーズを贅沢に使ったこの「カスピ海チーズケーキ」は、月間1万個を売り上げた記録もある、ネットで大人気のスイーツだ。大量生産はせず、自社工場で丁寧に作った同商品は、繊細な味わい。ほど良い酸味が夏にぴったりだ。ちなみに、屋外ではこのチーズケーキを使った「カスピ海チーズケーキパフェ」(500円)も販売。ケーキとアイスクリームが一緒に楽しめるのでチェックしてみて。
■【多賀SA】「菓心おおすが」の「彦根銘菓 三十五万石」(805円)※滋賀県犬上郡
まちの誇りとして親しまれている“井伊家三十五万石”の彦根城をしのぶ菓子として、親しまれている“米俵型”のもなか「彦根銘菓 三十五万石」は、高級感のある“大人のもなか”。北海道産のつぶあんと、極上近江米の求肥餅が重ねられており、日本茶にマッチする逸品だ。全国菓子博名誉総裁賞も受賞した同銘菓は、和菓子好きの心をグッとつかむおみやげになりそう。
ちなみに、天下分け目の合戦の地・関ヶ原ほど近くの「養老SA」には、戦国武将のフィギュアやひこにゃんのぬいぐるみなど、バラエティー豊かなグッズのおみやげもズラリ! 人気のスイーツはもちろん、土地の特色が盛り込まれたグッズも手に入れれば、なかなか進まない渋滞のイライラもちょっとは解消されるかも!? 【詳細は、8月3日発売号の東海ウォーカーに掲載】