横浜赤レンガ倉庫イベント会場で9月28日、170種以上のビールやドイツ料理を味わえる「横浜オクトーバーフェスト2018」が開幕した。昨年は期間中15万人が訪れるなど、毎年人気を博しているイベントで、15周年目の開催となる今回は、2018年9月28日~10月14日(日)に開催している。
本イベントのもととなるオクトーバーフェストとは、ドイツ・ミュンヘンで1810年から続く世界最大のビールの祭典。横浜オクトーバーフェストでも、ドイツの伝統的なビールと郷土料理が味わえ、本場に限りなく近い雰囲気を楽しめる。初日となる9月28日は平日にもかかわらず、ドイツビール好きが昼間から集まり、メイン会場となるテントエリアの席はあっという間に埋まった。
本場6大醸造所をはじめとした170種以上のビールが大集合!
今回の目玉は、ドイツ政府からオクトーバーフェストのための醸造を許可されたドイツ・ミュンヘンの6大醸造所のビールだ。「アウグスティナー」「レーベンブロイ」「シュパーテン」「ハッカー・プショール」「ホフブロイ」「パウラーナー」のビールが一度に楽しめるのは、なかなか珍しい。日本初上陸となるハッカー・プショール オクトーバーフェスト(ヘル)1,600円(400ml)、3,500円(1L)は、1日先着100名限定と特にレアなビールなので、必ずチェックしておきたい。
また、6大醸造所以外にもアインガー社の創立100周年を記念して造られたアインガー ヤー フンデルト1,500円(500ml)といった、注目度の高いビールも充実。170種以上がそろうビールは、どれも飲んでみたくなる魅力的なラインナップだ。
本イベントではグラスの破損などを防ぐためにデポジット制が採用されている。1杯目のビール購入時にグラス代を預け、グラス返却時に預けたグラス代が戻ってくるシステムなので覚えておこう。
フードメニューも食べ応えあり!
会場では、ドイツビールと相性のいいフードメニューも充実している。数種のドイツソーセージが盛られたバイエルン クラシックプレート2,000円や生ハムタワー1,200円をはじめ、どれもボリュームがあるので、みんなでシェアして楽しむのもOKだ。
新たなスペースもお目見え
今回の横浜オクトーバーフェストでは、新たに開放的な屋上テラス席や、落ち着いてビールを楽しめるソファ席が登場。どちらも屋外にあるので、海風を感じながらドイツビールを味わうことができる。このほかにも、日差しや雨風を防いでくれるテントエリアがあったり、ドイツ楽団の演奏が行われるステージが設けられていたりと、天気や同行者に合わせて、いろいろな楽しみ方ができるように工夫されている。
今年、横浜住民に支えられてきた横浜オクトーバーフェストが15周年ということもあり、10月3日(水)は横浜市民の入場料が終日無料に。また、10月12日(金)までの平日の雨予報の日には、お得な特典が受けられる「雨マークキャンペーン」も行われる。このほかにも、会期中はさまざまなお得なキャンペーンが実施されるので、1度とは言わずに2度3度といろいろな人を誘って横浜オクトーバーフェストに出かけてみよう!
取材・文=エスジェイピー(中嶋和宏)、撮影= 野口 驒