ラストアイドルの4thシングルが10/24(水)にリリースされる。番組「ラストアイドルin AbemaTV」で展開されたプロデューサーバトル第2弾を、後藤次利プロデュースのユニット・LaLuce(ラルーチェ)が制し、表題曲が「Everything will be all right」に決定した。その新曲の聴きどころ、MVの撮影エピソードと見どころについて、阿部菜々実さん、大石夏摘さん、安田愛里さん、長月翠さん、鈴木遥夏さんに話を聞かせてもらった。
―まずはメンバー5人のキャラクターを教えてください。最初は、阿部菜々実さん。
安田「パフォーマンスでは一番目立っていますが、普段は一歩引いたところにいるタイプですね。冷静で、すごく周りを見ています」
長月「うん、何があっても動じないし、冷静でしかない。でも最近はちょっとずつ前に出てくるようになったよね」
鈴木「意外とドジなところがあって」
安田「背が高いので頭をぶつけたり、なんでもないところでこけたり」
長月「実はあまり運動神経が良くないのかも、というのを最近気付きました(笑)」
安田「徒競走をした時、遅かったもんね」
阿部「身長の無駄遣いですね」
安田「完璧すぎなくて、バランスが取れていて愛くるしいんです(笑)」
―大石さんはどういうキャラですか?
長月「中学生らしいというか、ガキンチョだよね(笑)」
阿部「今、すごく大人しくしていますけど」
安田「普段はかなりはしゃいでます」
大石「語彙力が乏しいので、インタビューだとあまりしゃべれなくて…」
安田「取材の時は結構殻に入っちゃうよね。楽屋では常に誰かと接触していて、距離感が近いんです。そういう意味では、甘え上手な末っ子タイプです」
―次は安田さん。
長月「見た目は“姉貴”。中身は天然お姉さん」
大石&鈴木「うん(笑)」
安田「そんなことないですよ。しっかりしてますから」
長月「予想していないような言葉が出てくるのでビックリします。そういう天然が出ちゃうところも可愛いんですけど(笑)」
安田「これからは頭いいキャラでいきたいと思います!(笑)」
―長月さんは?
安田「精神年齢が40歳くらいの時もあれば、5歳の時もあって、一言では言い表せません。みんなをしっかりとまとめたと思ったら、『もうやだぁ〜』と甘えてきたり(笑)。基本、LaLuceのムードメーカーですね。楽屋でずっとしゃべっているのが、みーちゃん(長月)となっつん(大石)の二人です」
長月「それは言い過ぎ! なっつんと一緒にしないで(笑)」
安田「二人ともよくしゃべるけど、それぞれタイプは違います」
―鈴木さんは?
長月「なっつんはガキンチョだけど、はるるんは赤ちゃん」
安田「ジャイアントベイビー(笑)。でも、中学生とは思えないくらいしっかりしていて、意志が強いなと思います。影で努力しているタイプですし」
鈴木「うれしいです!」
―ここからは新曲「Everything will be all right」について聞かせてもらいます。楽曲をいただいた時の最初の印象は?
長月「後藤さんが、1stシーズンからこれまでの放送回を見直してから書いてくださった曲です。ツラかったことを含めて、私たちのことをわかってくださっているのがすごく伝わってきましたし、後藤さんから私たちへの応援ソングだと感じました。それを私たち5人が、聴いてくださる皆さんへの応援ソングになるように届けたいなと思いました。」
―レコーディングでは後藤さんからどんなディレクションを受けましたか?
鈴木「最初はディレクションもなく、『自分の思うように歌って』と言われました。好きなように歌っていいいと言われて、気持ちが楽になったので、歌入れも楽しかったです。そのあとで、細かな部分でアドバイスはいただいたりしました」
大石「最初に、『歌詞を1時間で覚えて』と言われた時は正直、大変だと思いましたし、すごく焦りました。でも、集中して覚えたので最初の歌入れから完成度が高かったような気がします」
安田「ハモる部分も含めて、一つ一つ丁寧にレコーディングしましたので、完成した曲を聴いた時、『すごくいいなぁ』って思いました」
―リリースに先駆けてMVがYouTubeの公式チャンネルで公開されていますが、楽曲のイメージ同様、かっこいい映像作品になりましたね。
安田「広い場所でクローンを使って撮影したので、すごく壮大な作品になっています」
長月「クローンじゃなくてドローンだから(笑)」
安田「あ! クレーンとドローンを使って撮影して、壮大な作品になりました(笑)」
長月「スケールが大きすぎて、私たちが小さく見えます(笑)」
鈴木「静岡の競技場で撮影しました。朝早く起きて、3時間くらいかけて静岡に行きましたが、遠足気分で楽しかったです。撮影中はずっとアドレナリンが出ていて元気でした」
安田「この曲は一回踊るだけでもかなり体力を消耗しますが、違うアングルで撮るために何度も繰り返し踊ったので精神的にはハイになっていて大丈夫なんですが、次の日に肉体的な疲労がやってきました(笑)」
鈴木「ずっとヒールで踊ってたからね」
大石「私は撮影中のことはほとんど覚えていないくらい、あっという間に感じました。きっと集中していたんだと思います。撮影の合間にお菓子をいっぱい食べたのは覚えています(笑)」
安田「みんな頑張ったよね」
鈴木「ダンスとかかっこいい部分も見てもらえる作品ですけど、MVで初めてLaLuceの素の部分も見える作品になりました」
―衣装は、今日着ている黒を貴重にしたものと、青と白の衣装の2種類を着用していますが。
安田「黒の印象はこれまでのLaLuceのイメージに近い感じがありますが、青と白の衣装は若々しさというか、青春という感じがします」
長月「衣装によって見た時の印象が違うと思いますし、いろんな見方をしてもらえるので全く雰囲気の違う衣装が着られてよかったです」
―最後に、LaLuceとして今後チャレンジしてみたいことを教えてください。
安田「いつか、5人でサービスエリア巡りがしたいです!」
長月「以前からみんなで『やってみたいね』って話している夢なんです」
安田「フロントガラスのところに1台カメラを設置して、もう一台、手持ちのカメラも用意して、完全に5人だけの旅をしてみたいなって」
大石「そうだけど、でも今はそういうことで聞かれているんじゃないんじゃない? 活動とかパフォーマンスについてしゃべろうよ」
安田「しっかりしてるね(笑)」
長月「じゃあ、LaLuceの単独ライブをしたいです! 持ち曲を30曲ぐらい作ってもらって(笑)」
阿部「ラストアイドルのライブやイベントで、“15分間LaLuceだけ”というのはありましたけど、LaLuceだけの単独ライブはこれまでになかったので、私もやってみたいです。持ち曲だけじゃなくて、カバー曲も歌ったりしながら」
鈴木「これまでのLaLuceの楽曲はかっこいい系の曲が多いので、カバーで1曲、ブリブリの可愛いアイドル曲を歌ってみたいです」
安田「歌いたい!」
長月「アイドル曲をLaLuceで歌うことがないので、それは新しいチャレンジかも」
安田「そうだね。あとは、ライブと言えば、全国いろんなところに歌いに行きたいです。北海道や九州にも行きたいですし」
大石「ツアーができるくらいになりたいね」
安田「そうなったら、みんなでサービスエリア巡りもできそうだよね(笑)」
撮影=石塚雅人 取材・文=田中隆信
ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一