鶏、醤油、自家製麺の織りなす味わいがキラリと光る!宮城の淡麗系「麺匠 独眼流」

東京ウォーカー(全国版)

なぜか無性に食べたくなる、昔ながらの淡麗系。今回は行列もできる宮城屈指の淡麗系人気店を紹介する。

「引き算」から生み出される考え抜かれた渾身のラーメン「麺匠 独眼流」


のどかな住宅地の一角にある「麺匠 独眼流」。休日は行列必至で、スープがなくなり次第閉店となる


登米市にある同店の看板メニューになっているのは「醤油らぁ麺」と「醤油つけ麺」の2つ。いずれも店主が納得できる素材を仕入れ、余計なものを入れずラーメンの味に生かせるかだけを考えた、繊細な味が楽しめる。自家製麺は北海道産「はるゆたか」、「春よ恋」、岩手県産の「ねばりごし」などを使用。その日の気温や天候に合わせ微妙に配合を変えた粉を製麺、モチモチとした食感に仕上げている。基本的に麺は朝に製麺したものを、その日のうちに提供している。寝かせてコシを出すよりも、フレッシュな麺ならではの優しい食感、小麦の香りを重視。この自家製麺が、比内地鶏、名古屋コーチンなどで作った鶏スープと絶妙に絡み合う。

【写真を見る】見た目も美しい、看板メニューの「醤油らぁ麺」(800円)


「醤油らぁ麺」(800円)は鶏の香りや旨味がストレートに、そして上品に伝わる一杯。生醤油に近い醤油ダレもこのスープであればこそ生きる。鶏油(チーユ)も100%比内地鶏から抽出している。

小麦の香りを重視して作られた自家製麺を使用。「醤油つけ麺」(900円)


「醤油つけ麺」(900円)は昆布水に入った麺を、雪塩、カボスなど数種の食べ方で味わう、独眼流独自の味わい方が楽しめる、女性にも人気のつけ麺。

座敷席もあり店内はゆったりとしている。カウンターの向こうに清潔感ただようオープンキッチンが広がる


静岡県で4年ほど、同じ屋号でラーメン店を営み人気を得ていたが、2017年に郷里の宮城へ移り住み、さらに進化したラーメンを作っている。淡麗系好きにはたまらない、注目の店だ。

無添加、無化調にこだわったラーメンを作る店主の諏訪昌良さん


■麺匠 独眼流 住所:登米市中田町石森字加賀野1-4-2 電話:非公開 時間:11:00~14:00、17:30~20:00、土日祝10:30~14:30※スープがなくなり次第終了 休み:火、第2・4月 席数:21席(カウンター6、座敷15) タバコ:禁煙 駐車場:16台(無料)

ラーメンWalker編集部

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