「ガリガリ君温泉 ソーダ」「よこすか海軍カレー風呂」など、ユニークな期間限定風呂を次々企画してきた「箱根小涌園ユネッサン」に、今度は大人気マンガとコラボした“古代ローマ風呂”が登場。古代ローマの彫像が立ち並ぶ中、水に濡れても大丈夫なコミックスも登場するなど、型破りな風呂で話題を呼びそうだ。
これは、「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」の2冠を受賞したコメディ風呂マンガ「テルマエ・ロマエ」(エンターブレイン刊)とのコラボ風呂。65万部を突破した第1巻に続く第2巻の発売(9月25日(土))を記念して実施されるものだ。「テルマエ・ロマエ」は現代の日本にタイムスリップした古代ローマ人の浴場設計技師が、日本の風呂文化にカルチャーショックを覚えつつ、事あるごとに返す“真面目なリアクション”が笑いを誘うコメディ・マンガだ。
「もともとユネッサンには『古代ローマ風呂』があり、ポンペイ遺跡などに代表される古代ローマ建築の意匠を採用して、遺跡の中にいるようだと好評を博しています。今回はさらに『テルマエ・ロマエ』の主人公・ルシウスに登場してもらい、浴槽のすぐそばにリアルなパネルを置くことで、マンガの世界観にどっぷり浸ってもらえると思います」と箱根小涌園の真田誠二さんも自信を見せる。
今回は水に濡れても破れない紙を用いた、「テルマエ・ロマエ」第1巻のダイジェスト版も用意。温泉に浸かりながらのんびり読書……、そんなマンガとのコラボならではの仕掛けもあるというので、期待大なのだ。
箱根小涌園ユネッサンも“風呂”を題材とした人気マンガとのコラボレーションということで、並々ならぬ力を注ぐ今回のコラボ風呂。入浴券にA6版両面プリントクリアファイルがオリジナル特典として付く「テルマエ・ロマエ風呂限定プラン」(2700円)も旅行サイトで企画されるなど、現代日本に“実際に”現れるマンガ世界が、大きな盛り上がりを見せそうだ。この「テルマエ・ロマエ」風呂は、9月18日(土)から12月31日(金)まで毎日開催されるので、ぜひマンガの世界に浸ってみては? 【東京ウォーカー】