12月15日(土)、大阪城公園に新しいナイトエンタテインメント「SUAKUYA LUMINA」が誕生する。これはカナダ・モントリオールに本拠地を構えるデジタルアート集団「Moment Factry」が開発した「ルミナ ナイトウォーク」のシリーズ9番目となる最新作。大坂城公園を歩きながら、映像と音楽に包まれる、没入感たっぷりの新しいエンタテインメントだ。公開に先立ち、10月19日、ホテルニューオータニ大阪で発表会見が行われた。
冒頭、あいさつに立った大阪市の吉村洋文市長は「大阪が日本を引っ張っていく。その力を最大限に引き出すのが市長の役割。大阪を力のある街にしていきたい。大阪城天守閣の来場者は今年大阪市の人口を上回る275万人を超えた。しかし、昼はたくさんの人が来ても、夜の楽しみが少なかった。ここに世界のルミナがやってくることをうれしく思います」と新たなナイトエンタテインメントの誕生に、大きな期待をかける。
Moment Factryからはドミニク・オデCOOとディレクターのマリエ・ベイジルが登壇。1年前から東京・渋谷にオフィスを構え、何度も大阪に足を運んで大阪の歴史や文化からインスパイアされ、今回のSUKUYA LUMINAのイメージを膨らませていった。
SUKUYA LUMINAは大阪城公園の中に設けられた約60分のコースをたどりながら、現代の大阪にタイムスリップしてしまった未来の大阪に住む少女・アキヨとともに、帰り道を探すため、さまざまな冒険をする物語。美しい映像とダイナミックな音楽に包まれながら公園を歩いて回る。
SUKUYA LUMINAのアンバサダーに就任したタレントの渡辺直美は、イメージスケッチを見て「デジタルと自然との融合が素晴らしい。すごい空間になりそうで早く生で見たい。スマホの画面で済ますんじゃなくて、自然の中を歩きましょう」と公開に向け、早くも期待感満点。
また、この日は渡辺に加え、司会を務めた平成ノブシコブシ・吉村崇、ロバータの3人が映像のアフレコにも挑戦。大阪城の石垣になりきるという、異色の役柄に挑んだ。
「SAKUYA LUMINA」の前売り券は10月20日(土)から「チケットよしもと」で販売する。
鳴川和代