ハロウィンスイーツに「秋の味覚を使わない」理由とは?ハイアット リージェンシーの回答が素敵だった

東京ウォーカー(全国版)

ハロウィン本番を前に、ハイアット リージェンシー 東京(東京・新宿)の「ペストリーショップ」では、3種類のフォトジェニックな“ハロウィンスイーツ”を展開中だ。デビルにこうもり…とお洒落なモチーフに目を奪われるが、あれ?どこにも、ハロウィンシーズンによく見る“秋の味覚”が使われていない!? そこで気になる記者は、同ホテルの広報担当者に「あの材料が使われていない理由」を聞いてみた。

ボール型の真っ赤なケーキ「レッドデビル」(616円)


同ホテルで販売されている“ハロウィンスイーツ”1つ目は、濃厚なチョコレートのムースに、ラズベリーのジュレやクリームを忍ばせたボール型のケーキ「レッドデビル」(616円)。丸くて真っ赤な見た目とラズベリーの甘酸っぱさが印象的な大人のケーキだ。

2つ目の“ハロウィンスイーツ”は、チョコレートクリームとグリオットチェリーのムースをザクザクとした食感のビスキュイと重ねた濃厚なチョコレートケーキ「こうもり」(627円)。こちらは闇夜を飛び交うこうもりがモチーフ。羽ばたきの音が聞こえてきそうなガトーだ。

そして3つ目の“ハロウィンスイーツ”は、真っ赤なジュレの爪痕が映えるチーズケーキ「デビルズ クロー」(627円)。ドキッとさせる見た目とは裏腹に、ふわふわとした食感のスフレチーズケーキと、しっとりとしたレアチーズケーキの2つの味わいを楽しませてくれるリッチな仕上がりが魅力。赤い実のコンポートがアクセントになっている。

どれもハイセンスな一品だが、気になるのは、ハロウィンスイーツでお馴染みの御三家“芋・栗・カボチャ”が使われていない点。「なぜ?」と同ホテル広報担当者に聞いてみると「秋といえばの定番の素材をあえて使わず、ビジュアルや当ホテルの特徴でもある、さまざまな味の重なり合いに重点を置いて創り上げました」との回答が!

ハロウィンのモチーフであるジャックオーランタンなどを作ろうとすると、どうしても「カボチャを使用しないといけない」といった制限が出てくるそうなのだが、同広報曰く、「もう少し自由にハロウィンスイーツを作りたかった」とのこと。

今年のハロウィンでは、その自由な発想で、チョコレートやラズベリー、グリオットチェリーやチーズを主役にしたスイーツを開発したのだという。世間の風潮に流されないハイアット リージェンシー 東京のこだわりスイーツ、是非食べてみてほしい。

Raira

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