鳥取県東伯郡琴浦町にある船上山の紅葉が11月中旬頃まで見頃だ。
大山隠岐国立公園内にある船上山は大山連峰の一支峰で、大山、矢筈ヶ山、甲ヶ山、勝田ヶ山を連ねた山脈の突端に位置する。標高は615メートル、頂上は広く平坦だが東西および北の三方は断崖絶壁で、特に東側は屏風岩・千丈滝・千丈のぞきなどがあり、天然の城壁となっている。
また、平安時代の初期頃から山岳仏教が栄え、大山、三徳山とともに「伯耆三嶺」と呼ばれる修験道の聖地とされてきた。四季折々で表情を変える船上山は、春は桜に若葉、山菜取り、夏はキャンプや登山、秋は紅葉、冬は真っ白に染まる山々が訪れる人を魅了する。
担当者は「鱒返しの滝の展望台から見ることができる紅葉は、11月初旬から見頃を迎え、紅葉の中から流れ落ちる滝の水しぶきが絵に描いたように美しいです」と紅葉の美しさを話す。
四季折々で表情を変える船上山の紅葉は多くの人を魅了してきた。まさに紅葉の季節、ぜひ船上山に出かけよう。
ウォーカープラス編集部