月岡芳年の版画作品を満喫!高知県立美術館で「芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」開催中

東京ウォーカー(全国版)

高知県立美術館(高知県高知市)で2019年1月6日(日)まで、「芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」が開催されている。

月にまつわる和漢の物語を題材とした最晩年の代表作月岡芳年「月百姿 玉兎 孫悟空」明治22年(1889)


その活躍は有名な「無惨絵」にとどまらず、武者絵、美人画などの浮世絵の定番から明治時代のニューメディア錦絵新聞に至るまで多岐にわたった月岡芳年。同展では世界屈指の芳年コレクションを誇る西井コレクションより、芳年の多彩な画業の全貌が紹介される。

【写真を見る】宇治拾遺物語の「保昌と袴垂(はかまだれ)」を題材にした作品月岡芳年「藤原保昌月下弄笛図」明治16年(1883)


担当者は「幕末維新の激動期を生きた『最後の浮世絵師』月岡芳年。貴重な作品を多数展示いたしますので、ぜひお越し下さいませ」と来場を呼びかける。

有名作品のみならず、表情豊かに描かれた動物たちにも注目してみよう。

ウォーカープラス編集部

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