2018年10月20日(土)~2019年2月24日(日)の期間、鉄道博物館(埼玉県さいたま市)で鉄道貨物輸送の歴史や特徴を知る企画展「貨物ステーション~カモツのヒ・ミ・ツ~」が開催されている。
私たちの生活に身近な存在でありながら、その実態を知る機会の少ない「貨物輸送」。同展では、さまざまな写真、図版と資料で鉄道貨物輸送の知られざる姿を紹介している。
展示室の冒頭は、旅客輸送と貨物輸送の違い、鉄道貨物輸送が環境にやさしく、人手不足を補える理由など、「貨物輸送の特徴」を展示装置などで紹介。
次に1873(明治6)年に貨物列車の運行を開始してから全国に鉄道貨物輸送網が広がるまでの歩みなど、「鉄道貨物輸送の歴史」を紹介している。後半は、貨車を組み替えるために各地に設けられた「操車場」のしくみと廃止に至る歴史、さらに現在行っている「拠点間直行輸送方式」についても解説している。
大人から子供まで、貨物輸送のヒミツについて深く学べる本イベント。この機会に親子で鉄道博物館を訪れてみよう。
ウォーカープラス編集部